履歴書の希望勤務期間の書き方は?空白でよい?長期の記入方法も解説

今回は履歴書の希望勤務期間の書き方について挙げてみたいと思います。

現在では履歴書不要のアルバイトやパートも増えてきましたが、まだまだ履歴書の提出を要求されるケースも多いかと思います。

履歴書の中には学歴や職歴など、ありのままを記入すれば良い欄もありますが、その他にも「希望勤務期間」や「本人希望欄」など、応募者の希望条件を記入する枠もあります。

特に希望勤務期間などは書き方に困ってしまう人も多いことでしょう。

今回はそんな履歴書の希望勤務期間の書き方について挙げてみます。

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履歴書の希望勤務期間の書き方は?

履歴書の希望勤務期間はどのように記入をすれば良いでしょうか。

中には「希望勤務期間」の欄と言ってもピンと来ない人もいるかもしれません。

希望勤務期間は履歴書の以下のような部分になります。

 

この希望勤務期間は履歴書によって記入枠があるものと無いものがあります。

希望勤務期間の上部には、「希望曜日及び勤務時間」という記入枠もありますね。

特にアルバイト・パートさん用の履歴書にはこのような枠が設けられている印象があります。

 

もし出来るだけ長く働きたいと考えている場合、「希望勤務期間」と言われると逆に書き方に困ってしまう人もいるかと思います。

期間限定の短期バイトならともかく、長期の場合はいつ退職するかまでは未定で分かりませんからね。

 

希望勤務期間の書き方としては、以下のようなパターンが考えられます。

  • 未記入のままにしておく
  • 開始希望日だけ記入し、退職希望日は未記入
  • 開始希望日だけ記入し、退職希望日の余白に(長期希望)と記入
  • 「希望勤務期間」の横の余白に「長期希望」と記入(具体的な日付・期間は書かない)
  • 希望勤務期間の欄には記入せず、「本人希望欄」に細かい希望条件を記入する

 

私も色々なアルバイトの履歴書を見ていますが、この希望勤務期間の書き方は応募者によって様々です。

開始希望日だけ記入してくる人もいれば、未記入で提出してくる人もいますし、長期希望と記入する人もいます。

 

個人的には開始希望日だけを記入しておき、退職希望日は未記入にするか、余白に長期希望等と記入しておく事で良いかと思います。

もし説明に足りない部分があったとしても、実際の面接で口頭で十分に補足ができますので、希望勤務期間だけにそれほどこだわる必要もありません。

希望勤務期間の書き方に困る人は、履歴書に付属しているサンプル等も参考にしながら記入をしていきましょう。

 

履歴書の希望勤務期間が未定の場合は空白で良い?

上記でも少し挙げましたが、希望勤務期間が未定の場合で記入をするのに抵抗がある方は個人的には空白でも構わないと思います。

記入時点では退職予定日は決まっていない訳ですし、無理な日にちを書くことは適切ではないでしょう。

履歴書の「本人希望欄」に書くことがない場合には「貴社の規定に従います」のように記入する事が通常ですが、希望勤務期間の欄には未定の場合は無理をして記入をしない方が良いようにも思います。

また人によっては希望勤務期間を空白にし、本人希望欄に希望条件をまとめて記入する人もいるでしょう。

 

短期の履歴書の希望勤務期間の書き方は?

短期のアルバイトの場合、勤務期間があらかじめ定められている事が多いかと思います。

その場合には、定められている勤務期間の内で自分が働ける期間をそのまま記入をすれば良いでしょう。

求人にもよりますが、あまりに短すぎる期間を記入すると選考で不利になる可能性もゼロではありません。

自分が働ける範囲内で出来るだけ長く働けることをアピールしておいた方が良いかもしれませんね。

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希望勤務期間を書いたらその間は辞められない?

もし履歴書の希望勤務期間を記入した場合、その期間中は退職ができないのでしょうか。

結論としては、もちろんそのような事はありません。

希望勤務期間の記入内容に関わらず、労働者はいつでも退職を希望することが出来ます。

 

特に一般のアルバイトのように期間の定めのない契約においては、二週間前までに辞める意思を伝えておく事が必要となります。

民法第627条

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。

この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

 

ですが常識的に考えると、退職をする際には1~2カ月程度前には会社に通知しておくべきかと思います。

あなたの後任への引継ぎもありますし、新たな人員募集や教育期間を考えると、やはり二週間では不十分なケースが多いでしょう。

もちろん無断退職などは厳禁です。

退職を希望する際には会社のことも考えて、出来るだけ早めに伝えておくようにしたいですね。

 

希望曜日及び勤務時間の書き方は?

履歴書の希望勤務期間の上部には「希望曜日及び勤務時間」の欄が設けられている履歴書もあるかと思います。

希望曜日及び勤務時間の書き方については、特に困ることは少ないでしょう。

 

アルバイトやパートの場合であれば自分が入れるシフトの曜日に〇を付けておきます。

時間帯においても自分が確実に出勤できる時間帯を記入しておきましょう。

採用に至った場合には、お店側がこれらの曜日や時間を考慮してシフトを決定してくれます。

 

またもし他に記入しておきたい事や具体的に記入する事がある場合には、下の()欄や本人希望欄に別途記入をしておきます。

例えば「日・祝以外は勤務可」「17時~22時希望 ※水曜・金曜日は16時~勤務可能」といったような書き方もあります。

いずれにしても面接官が分かりやすいような記入を心掛けるようにしたいですね。

 

使いやすい履歴書の選択

希望勤務期間の書き方や本人希望欄の書き方に困ってしまう人も多いかと思います。

その場合には、最初から自分が使いやすい履歴書を用意しておくのも1つの方法です。

 

例えば希望勤務期間の欄がない履歴書を用意したり、履歴書をダウンロードして自分が記入しやすいようにExcel等で自作をする人もいます。

市販の履歴書には様々な形式がありますが、個人的には「これは少し使いにくいかな?」と感じるものも時々あります。

JIS規格の履歴書など応募する会社側から決まった指定がある場合は別として、アルバイト面接で提出をする履歴書には決められたフォーマットはありませんので、ある程度であれば自分なりに工夫をしてみても良いでしょう。

 

履歴書の希望勤務期間の書き方まとめ

履歴書の希望勤務期間の書き方について幾つか挙げてみました。

希望勤務期間の欄は、人によっては書き方に迷ってしまう事もあるかと思います。

ですが履歴書は面接官があなたを見る判断材料の1つになりますので、見た人が分かりやすいように書くことも大切です。

面接では好印象を抱いてもらえるような履歴書を用意しておくようにしたいですね。

 

また未成年者など、履歴書の「保護者同意欄」の記入方法についてはこちらも参考にしてみてください。

参考記事:履歴書に保護者欄がない?書かなきゃダメ?正しい記入方法を解説

 

今回は履歴書の希望勤務期間の書き方について挙げてみました。

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