履歴書不要のバイトは受かりやすい?落ちてしまう理由とは
今回は履歴書不要のバイトが受かりやすいかどうかについて挙げてみたいと思います。
最近ではアルバイトや派遣社員など、「履歴書不要」のお仕事が多くなってきました。
お仕事に応募をしても、履歴書の持参を指示されないケースも珍しいことではありません。
また中には「履歴書不要のバイトは受かりやすい」といった噂もあるようです。
本当に履歴書不要のアルバイトは採用されやすいのでしょうか。
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目次
履歴書不要のバイトは受かりやすい?
履歴書不要のアルバイトは本当に受かりやすいのでしょうか。
結論から言えば、そのような事はありません。
会社側が履歴書不要で募集をする理由というのは、以下のようなケースが挙げられます。
- 多くの人に応募してもらいたい
- 会社側で履歴書に代わる書類やフォーマットが用意してある
- 学歴・職歴よりも人側を重視
- 応募する職種によって確認事項が異なる
- 履歴書の管理が面倒(個人情報など)
- 日雇い仕事など、労働者名簿を作成する必要がない
- 履歴書にはない項目を質問したい
確かに履歴書不要の求人でよく見かける「大量募集」などの仕事では受かりやすいとも言えますし、日雇い仕事などは比較的仕事に就きやすいとも考えられます。
ですがそれは履歴書不要だから受かりやすいのではなく、単純に求人の募集枠が広めであったり採用ハードルが低いためです。
むしろ履歴書が不要な場合には人物重視であるケースが多いため、身だしなみや言葉遣い・質問への受け答えには十分に注意をしましょう。
履歴書の提出を不要とする会社側の意図は様々ですが、履歴書不要だからといって受かりやすいと安易に考えすぎるのは禁物と言えます。
履歴書不要で受かりやすいバイトの特徴は?
上記でも挙げたように、履歴書不要とは言っても必ずしも受かりやすいとは限りません。
ですが中には採用率が高く、比較的受かりやすいと思われる求人が一部存在するのも事実です。
例えば受かりやすいバイトには以下のような特徴があります。
- 大量募集
- いつも募集している
- 求人の「広告枠」が大きい会社(予算が大きい)
- 単発・日雇いバイト
- 登録制バイト(派遣)
- 履歴書不要+面接不要の求人
- 人気がないバイト(きつい・汚れる等)
- オープニングスタッフ
- マイナー・マニアックな職種
- 勤務地の交通が不便(遠隔地など)
- 簡単作業の仕事 etc…
上記のようなバイトは求人によっては割と受かりやすい場合があります。
また求人サイトによっては、「現在の応募倍率〇%」のように参考倍率が表示されているサイトもあるので、そのような指標を参考にするのも良いでしょう。
金欠時など、どうしても採用されたい場合には受かりやすいバイトを中心に探していく方法もあるかもしれませんね。
バイトで履歴書がいらないと言われたら?
アルバイト面接で履歴書がいらないと言われたらどのように対応すれば良いでしょうか。
もしくは履歴書について何も言われなかったという場合もあるかと思います。
履歴書の持参について何も言われなかった場合には、履歴書を持っていった方が良いのかどうか聞いて確認をしておきましょう。
ただ単純に案内が漏れていただけかもしれませんし、相手側が忙しくてつい言い忘れていた可能性もあります。
もし履歴書が必要だったのに持参していかなかった場合、マイナス印象になったり面接を受けさせてもらえない事も考えられます。
バイト面接の最初の予約時にきちんと確認をしておきましょう。
また履歴書は不要と言われた場合でも、もし可能であれば履歴書やそれに準ずる下書きメモ等は持参した方が良いと思います。
会社側で指定のフォーマットに入力・記入をする場合でもスムーズに記入できるからです。
また学歴や職歴などは年月日の数字記入を間違えやすいので、その意味でも履歴書を持参した方が良い場合もあります。
もちろん証明写真などは添付する必要はありませんし、自分が分かるようであれば簡単に記入した下書き程度のものでも構いません。
バイトで履歴書がいらないと言われた場合でも、念のため準備をしておく事が大切ですね。
履歴書不要なのに落ちる理由?
履歴書不要なのに不採用になってしまったという人もいるかと思います。
先ほども挙げたように履歴書不要だからと言って受かるとは限りませんので、落ちてしまう事はあります。
ですが自分なりに落ちる理由を考えてみることは、今後面接を受ける上でも大切なことです。
履歴書不要なのに落ちる理由としては、以下のような点が考えられます。
- 面接時に上手くコミュニケーションが取れない
- 希望シフトが合わない
- 既に他の人で決まってしまった
- 服装・言葉遣いがだらしない
- 暗い・ネガティブな印象
- 既存スタッフとの相性
- 過去の退職理由が曖昧
- 面接に遅刻してきた
- 自宅とバイト先が遠すぎる etc…
上記の他にも面接で落とされる理由は様々ですが、落ちてしまったとしても悩んだり考え込まない事が大切です。
もちろん自分の反省点があれば見直すことは大切ですが、落ちた理由があなたの原因ではない可能性もあります。
履歴書不要のバイトで落ちてしまったとしても、次の仕事にポジティブに挑戦するようにしたいですね。
履歴書なしで面接で聞かれることは?
履歴書不要のバイトの場合、面接で質問されるのはどのような事でしょうか。
多くの場合、一般的なバイト面接とさほど大きな変わりはありません。
例えば以下のような質問が想定されます。
- 志望動機
- 希望のシフト(曜日・時間など)
- 最短出勤可能日
- 土日祝に出勤できるか
- 残業対応は可能か
- 過去のバイトを辞めた理由
- 通勤時間・交通手段
- そのお店(会社)の利用経験
- 学業との両立(学生の場合)
- 親・学校の許可は取ってあるか(学生の場合)
- 趣味・特技
- 長所・短所
- 逆質問(何か質問はありますか?)
履歴書不要のバイト面接の場合、特に以下のような点を気を付けておく必要があります。
- 学歴・職歴などがスムーズに言えるか
- 志望動機をスムーズに言えるか
- 自己PR・長所短所を言えるか
履歴書を持参しないので、当然に履歴書の内容はある程度は頭の中に入れておく必要があります(メモ書き等を準備しても良い)。
面接で質問にスムーズに答えられるように、履歴書に記入するような内容はしっかりと整理して覚えておきましょう。
関連記事:短期バイトの志望動機の例文15選!履歴書の書き方も解説
履歴書不要ではエントリーシートを記入する?
履歴書不要のアルバイトや派遣の場合、会社でエントリーシートを記入する場合があります。
会社側がエントリーシートを用意する理由としては、履歴書よりも会社側で重視したい項目を自由に記載することができますし、会社内で情報を管理しやすいというメリットもあります。
また履歴書と一言に言っても市販の履歴書では項目や位置がそれぞれ違うこともあり、多数の応募者の履歴書は管理がしにくい事もあります。
会社にもよりますが、バイトや派遣のエントリーシートであれば記入時間は20~30分程度で記入できるものが多く、また記入例も用意してくれているケースが多いので書き方に困ることも少ないでしょう。
ただし上記でも挙げたように、過去の職歴や学歴などは日付などを忘れてしまう可能性もあるので、やはり履歴書やそれに準ずる下書きなどを用意しておいた方が良いかもしれません。
エントリシートの内容は履歴書の内容と重複する箇所が多いですが、企業側が確認したい項目が追加されている事もあります。
特に「資格・スキル」「職務経歴」などは自分のアピールにもなりますので、具体的に記入をしておくようにしましょう。
履歴書不要の場合であっても、エントリーシートの内容が仕事の採否に影響する可能性もあります。
漏れがないようにしっかりと記入しておくようにしたいですね。
履歴書不要のバイトは受かりやすい?まとめ
履歴書不要のバイトが受かりやすいかどうかについて幾つか挙げてみました。
確かに「履歴書不要」と聞くと、何だかハードルが低そうなイメージもあり受かりやすい印象もあります。
ですが実際にはそうではなく、募集者側の理由で履歴書不要としているケースも多いものです。
履歴書不要であっても気を抜くことなく、しっかりと好印象を抱いてもらえるような面接にしたいですね。
履歴書不要が多い「イベントスタッフ」のお仕事に興味がある方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
参考記事:イベントスタッフの志望動機の書き方は?受かりやすい人の特徴も解説
今回は履歴書不要のバイトは受かりやすい?について挙げてみました。
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