履歴書に保護者欄がない?書かなきゃダメ?正しい記入方法を解説
今回は履歴書に保護者欄がないケースについて挙げてみたいと思います。
市販で販売されている履歴書の多くには「保護者欄」があります。
これは主に保護者の承諾を示すためにこのような欄が用意されています。
ですが履歴書によっては、この保護者欄がないものも存在します。
もし履歴書に保護者欄がない場合はどうすれば良いのでしょうか。
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目次
履歴書に保護者欄がない場合はどうする?
履歴書に保護者欄がない場合はどうすれば良いのでしょうか。
念のため挙げておきますが、保護者欄というのは履歴書の下の方にある枠です↓。
結論から言えば、保護者欄がない場合には他の項目だけ記入してそのまま履歴書を提出しても問題はありません。
未成年者の場合には正式に雇用された際に、会社が用意する「親権者の同意書」などに別途署名をもらう事になるからです。
そのため履歴書に元々保護者欄がなければそのまま履歴書を提出すれば良いですし、あえて買い直す必要もないでしょう。
もし気になるようでしたら履歴書の「備考欄」などに保護者欄を自分で作って記入してもらっても良いかと思います。
今ではWord形式のものなどフォーマットもダウンロードできますので、欄を作ることも難しくはありません。
ですが基本的には、やはり最初から「保護者欄のある履歴書」を購入するべきかと思います。
間違って購入してしまう事もあるかと思いますが、未成年者がアルバイトをする際には保護者の同意が必要なため、やはりあらかじめ保護者欄のある履歴署を準備しておいた方が良いでしょう。
履歴書の保護者同意欄は書かなきゃダメ?
本人が未成年者の場合、保護者同意欄はその名の通り保護者に記入をしてもらう必要があります。
中にはアルバイトをする事を親にバレたくないという人や、親に頼むのが面倒という方は書きたくないという人もいるのかもしれません。
ですが未成年者がアルバイトをする場合には、保護者の承諾が必要なことになっています。
法律によって、会社側が未成年者を雇う時には保護者の承諾を得る必要があるというルールがあるためです。
そのため保護者同意欄がある場合にはきちんと書く必要がありますし、自分で記入するのではなく保護者に直接記入をしてもらいます。
保護者欄はお父さんやお母さんどちらでも構いませんが、通常は「世帯主名」を記入します。
履歴書の保護者欄を書きたくないという人もいるのかもしれませんが、未成年者の場合にはいずれにしても入社時に保護者の承諾が必要となりますので、しっかりと記入してもらうようにしましょう。
履歴書の保護者同意欄の書き方は?
履歴書の保護者同意欄の書き方について簡単に説明していきます。
書き方と言ってもさほど難しいものではありませんが、それぞれ各項目を簡単に説明していきます。
保護者欄には「本人が未成年者の場合のみ記入」とありますので、応募者が20歳未満の場合には保護者欄の記入が必要になります。
労働基準法上の区分
- 満20歳未満の者…未成年者
- 満18歳未満の者…年少者
- 満15歳に到達した日以後最初の3月31日が終了するまでの者…児童
保護者の氏名欄には当然に保護者の名前を記入します。
例えば世帯主が父親であれば、父親に名前を書いてもらう事になります。
住所欄にも保護者の住所・郵便番号を書いてもらいます。
あなた(応募者)の住所と同じ場合でも、応募者の住所欄とは位置が離れているので「同上」とはせず、きちんと住所を記入してもらいましょう。
電話番号も保護者と連絡の取れる電話番号を記入します。
連絡の取りやすい番号であれば、固定電話・携帯電話どちらでも構いません。
FAXを設置している場合には、FAX番号を記入してもらいましょう。
名前・住所のフリガナもきちんと記入してもらいます。
「ふりがな」となっていればひらがなで、「フリガナ」となっていたらカタカナで記入してもらいましょう。
電話がない人など、第三者に電話を取り次いでもらう必要があるときに記入します。
例えば鈴木さんに電話を取り次いでもらう場合には、「鈴木方呼出」のように記入をします。
電話がある場合はもちろん未記入で構いません。
一人暮らしの場合、履歴書の保護者欄はどうする?
一人暮らしでアルバイトを始める場合、履歴書の保護者欄はどうすれば良いのでしょうか。
例えば大学生など一人暮らしをしていて実家が遠く、保護者欄を簡単に書いてもらえない状況の人もいるかと思います。
上記でも挙げたように、保護者欄はやはり両親などに直接記入をしてもらうのが原則です。
そのため一人暮らしで両親と同居していない場合でも、実家に郵送で送る等して記入をしてもらうのが基本と言えるでしょう。
ですがもしどうしても難しい状況の場合には、一度職場に相談をしてみるのが良いと思います。
提出期限を少し延ばす等、何らかの対応を示してくれる事もあるかもしれません。
後々に不安を残すことの無いよう、しっかりと提出をしておきたいですね。
履歴書に保護者欄がないケースまとめ
履歴書に保護者欄がないケースについて挙げてみました。
今では市販の履歴書を始め、様々な形式があるため書き方に迷ってしまう事もあるかと思います。
未成年者がアルバイトを始める場合には、やはり保護者の方の署名が必要です。
安心してアルバイトに取り組むためにも、入社前にはしっかりと記入をして履歴書を提出をしておきましょう。
また履歴書の「配偶者欄」の書き方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
参考記事:アルバイトの履歴書の配偶者欄の書き方は?扶養家族ってなに?
今回は履歴書の保護者欄がない場合について挙げてみました。
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