事故物件に住むバイトは存在する?物件を調べる方法は?
今回は事務物件に住むバイトについて挙げてみたいと思います。
「事故物件」と言うとなんだか恐ろしいイメージがありますね。
ご存じの方も多いように、事故物件とは殺人事件や火災による死亡事故などが原因で、中々借り手が付かない物件のことです。
巷の噂ではこの事故物件に住むバイトが存在するという話もあります。
本当にそのようなアルバイトが存在するのでしょうか。
今回はそんな事故物件に住むバイトについて挙げてみます。
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事故物件に住むバイトとは?
事故物件に住むバイトとはその名の通り、何らかの事故があった物件に一定期間居住をするアルバイトのことです。
なぜそのような事をするのかと言えば、不動産業者が告知義務を逃れるためと言われています。
殺人事件などの事故が起きた物件では、契約の際に「重要事項」として買い主や借り主へ告知する事が義務付けられています。
告知義務がある理由として、人によっては事故物件に対して心理的嫌悪感や精神的苦痛を感じるため、あらかじめ告知が必要となっています。
もしこの告知義務を怠ると、不動産業者は行政処分を受ける可能性もあります。
ですが過去の判例を参考にすると、告知義務があるのは事故が起きてから「入居者は1人目まで」までという通例があるようです。
そのため不動産業者がアルバイトを雇って短期間だけ事故物件に住まわせる事により、次回以降の告知義務を逃れようとするといった話があります。
このようなケースは「事故物件ロンダリング」と呼ばれる事もあり、事故物件に住むだけのアルバイトが存在するのでは?という噂もあるようです。
事故物件に住むバイトって本当にあるの?
事故物件に住むバイトは本当に存在するのでしょうか。
私も個人的に求人関係の仕事に携わっていますが、今までそのような求人は見かけた事はありません。
また誰かが一度住めば告知義務がなくなるかと言えば、必ずしもそうとは限りません。
不動産業者がその事実を知っている限りは、やはり入居希望者には適切に説明をしておくべきでしょう。
また事故物件は一般的には家賃が安いので、住んでみたいという人は普通にいます。
心霊現象などを信じてしまう人もいれば、全く気にしないという人もいます。
その為わざわざアルバイトにお金を払ってまで事故物件に住まわせるかどうかと言えば、疑問なところです。
またもし事故物件に住むバイトがあったとしても、一般求人には掲載されません。
そのようなバイトがあるとすれば、不動産関係者や大家からの伝手で話がある程度ではないでしょうか。
事故物件に住むバイトが存在したとしても、そのバイトに実際に就くことは難しいようにも思います。
事故物件を調べる方法は?
事故物件に住むバイトがあるかどうかは分かりませんが、事故物件自体は存在します。
事故物件を調べる方法は幾つかあります。
有名な「大島てる」などの事故物件サイトを確認する方法です。
全国の事故物件情報が記載されています。
不動産サイトで検索をする際にも、「告知」「告知事項あり」などのキーワードで検索するとヒットする場合があります。
必ずしも事故物件とは限りませんが、その可能性はあります。
不動産屋の店頭看板など、相場と比較してあまりにも家賃が安い物件が載っている事があります。
家賃が安いからと言って事故物件かどうかは分かりませんが、事故物件は相場よりも安い家賃で募集をします。
不動産屋に直接聞けば、大抵は教えてもらえます。
URの特別募集物件とは、住んでいた方が物件内等で亡くなられた住宅です。
家賃が割り引かれる住宅もあります。
事故があったのかどうかは近隣住民に聞いてみても良いでしょう。
その建物に長年住んでいる人であれば、事故があった情報は把握している筈です。
新築なのに事故物件?
事故物件というのは基本的には中古物件に多いと思います。
物件が完成した後に事故が起こるのが通常ですので、新築で事故物件というのはあまり聞きません。
ですが以下のようなケースも考えられます。
- 自分が購入した家の土地が、自殺をした所有者の土地だった
- 前に事故があった土地を不動産屋が買い取って建売住宅を建てた
- 自分が新築を建てた土地が、過去に火災で建物焼失していた土地だった
- 自分が建てた新築の目の前・もしくは隣家で自殺があった
上記のように新築なのに事故物件に遭遇してしまうケースも考えられます。
私は不動産専門でないので上記のようなケースが事故物件と断定されるのかどうかは分かりませんが、もし事故物件でなかったとしても人によっては多少の心理的嫌悪を感じる人もいるはずです。
新築だからと安心せずに、自分が検討している土地や建物やしっかりと調査をしてから購入したいものですね。
事故物件に住むバイトまとめ
事故物件に住むバイトについて幾つか挙げてみました。
事故物件に住むアルバイトが本当に存在するのかどうかは分かりませんが、少なくとも一般にはそのような求人は公開されません。
また事故物件に住んだとしても、それで不動産業者の告知義務が無くなるかどうかも不透明な所です。
事故物件だけでなく様々なアルバイトがありますので、自分が取り組みやすい仕事を探していきたいですね。
今回は事故物件に住むバイトについて挙げてみました。
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