バイトで代わりが見つからない?上司への連絡方法や対策は?
今回はバイトの代わりが見つからないケースについて挙げてみたいと思います。
風邪や体調不良・冠婚葬祭など、何らかの理由でバイトを休まなくてはならない場合は多々あるかと思います。
ですがバイト先によっては、シフトで代わりの人を見つけないと休んではいけないというルールを敷いているお店もあるものです。
本人としては、自分の代わりが見つからない場合、本当に休んでいいのかどうかパニックになってしまう事もあるかもしれません。
今回はそんなバイトの代わりが見つからない場合について挙げてみます。
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目次
バイトの代わりが見つからない?
アルバイトを休む場合、自分で代わりを見つけなければいけないルールが敷かれているお店はよくあります。
従業員同士で連絡を取り合う等して、自分でシフトの穴埋めをして欲しいというルールです。
やはりお店側としてはそのようなルールをあらかじめ決めておかないと簡単に休んでしまう人が増える可能性もあるでしょうし、管理者自身の仕事も増えてしまいます。
会社やお店によってもルールは異なりますが、バイトで代わりを見つける場合には以下のような流れが多くなります。
自分で代わりを見つけるため他従業員に連絡を取る
↓
見つからないようであれば管理者に連絡
↓
管理者が動く(他従業員への連絡・派遣の利用・他店舗からのヘルプなど)
↓
見つからない場合は要検討(欠員のまま稼働するかどうか等)
最近ではアルバイト先でもLine等を使用しているケースも多く、以前と比較すると代わりを見つけやすくなったり従業員同士で連絡を取りやすくなっているものの、それでも代わりが見つからない場合もあります。
特にバイト先において従業員同士の意思疎通が十分に取れていないような職場や、常に人手不足が続いているような職場においては、バイトの代わりが見つからないケースは多々ある事でしょう。
後述するように従業員は欠勤をする時に他の従業員を手配する義務までは負いませんが、お店側から「代わりを見つけないと休めない」という圧がかかる場合もあり、頭を抱えて自分一人で考え込んでしまう事も多いようです。
体調不良でバイトの代わりが見つからない場合は?
バイトを休みたい時の理由は人それぞれですが、体調不良で休みたいという人も多いかと思います。
風邪やインフルエンザ・生理痛・ケガなど、体調が悪い場合にはバイトを休まざるを得ないこともあるでしょう。
ですが体調不良の場合には高熱で寝込んでいる時など、自分でバイトの代わりを見つける事さえもきついケースもある筈です。
結論を言えば従業員自身は欠勤時であっても、他スタッフを手配する義務までは負っておりません。
バイト先と雇用契約を締結している以上はきちんと労務を提供する義務はありますが、代わりの人員を探すのはお店側(管理者)の仕事です。
休みに有給を使用する人もいるかと思いますが、会社側は原則として労働者が指定した時季に有給を与える必要があり、その時の代替人員の手配も会社の義務となります。
そのため基本的にはあなたが他スタッフを手配する義務まではありません。
ですが現実的には、バイト先への迷惑を考えて他スタッフを手配しておきたい場合もある事でしょう。
そのため体調不良という事であれば身体に無理のない程度にスタッフを探してみて、どうしても見つからない場合には早めに上司に連絡をするようにしたいですね。
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バイトの代わりが見つからない場合の連絡方法は?
自分でも他スタッフに連絡をしてみたが、どうしても代わりが見つからないという場合もあるでしょう。
そんな時、バイト先にはどのように連絡をすれば良いでしょうか。
バイトの代わりが見つからない場合、できれば電話で連絡をするのがベターかと思います。
以下に簡単な例を挙げてみます。
会社:お電話ありがとうございます。○○(お店の名前)です。
あなた:お疲れ様です。アルバイトスタッフの○○(自分の名前)です。本日△△店長はいらっしゃいますでしょうか。
会社:△△店長ですね。今代わりますので少しお待ちください。
↓電話取次ぎ
店長:お電話変わりました、店長の△△です。○○さんどうしたの?
あなた:△△店長、お疲れ様です。ただいま少々お時間宜しいでしょうか。
店長:大丈夫ですよ。どうしたの?
あなた:先日〇月〇日にお休みの希望を提出させて頂きましたが、代わりの人が見つからない状態です。
周囲のスタッフにも連絡をしてあたってみましたが、都合が合わず交代できる人が見つかりませんでした。
店長:そうなんですね。
あなた:このままではご迷惑をお掛けすると思い、取り急ぎご連絡をさせて頂いたのですが。
店長:状況は分かりました。それでは私の方でも他のスタッフにあたっておきます。今回は〇日はそのまま予定通り休暇を取ってください。
あなた:ありがとうございます。お忙しい所お手数お掛けますが、宜しくお願い致します。
上記は比較的スムーズな電話例ですが、管理者によっては簡単に認めてもらえなかったり、必ず自分で代替人員を探すように指示される場合もあるかと思います。
ですが先ほども挙げたように、そもそもアルバイト従業員には代替スタッフを手配する義務まではありません。
そのためお休みの予定があれば早めに申請をするようにし、正直に話して事情を理解してもらうようにしましょう。
それでも理解してもらえず常に従業員に責任転嫁するような会社であれば、個人的には先々に退職を検討していく方向もアリかと思います。
バイトで代わりが見つからない場合の対策は?
バイトで代わりが見つからないという事態を避けるため、あらかじめ考えておく対策としてはどのような点があるでしょうか。
幾つか挙げてみます。
欠勤でバイトで代わりを見つけようとしても、勤務日の2~3日前や前日に言われてしまうと、代わりが見つからない可能性が高いと言えます。
そのためあらかじめ休む事が決まっているのであれば、早めの段階で職場に伝えておく事が大切です。
他の人にお願いをする場合でも「代わりに私が〇曜日に出勤するので代わってもらえませんか?」という条件付きの方が話は通りやすくなります。
他のスタッフが休み希望を提出しているのであれば、その中から自分が出勤できそうな日を探し出して、その人の交渉してみるのも良いでしょう。
このようなシフトの相談というのは、普段からの従業員間の仲の良さや距離感が影響する場合もあります。
普段からコミュニケーションを取っておく事も大切と言えますし、特にシフトがよく重なる人とは仲良くしておいた方が良い場合もあります。
最近ではバイト先のLINEグループの中で業務連絡を取り合うケースも増えているようです。
ですが集団の連絡網の中ではお互いの様子見になってしまう場合もあるため、個別に連絡をして直接話してみるほうが有効な場合もあります。
アルバイトで有給がたまっているのであれば、この機会に有給を消化するのも良いでしょう。
時季変更権等は別として、労働者は自由に有給を取得することが出来ますし、その取得理由を答える必要もありません。
これは入社以前の話になってしまいますが、少人数制の職場では休みの融通が効きにくい職場も多いです。
そのため定期的に休みを取る必要がある方は、大人数でシフトの融通が効くバイト先を選ぶ方法もあります。
実際にバイトで代わりが見つからないというケースは多々あります。
ですが自分の仕事を代わってもらうためには、普段から他の人のシフトを代わってあげる配慮も大切です。
バイト先でも「お互い様」の気持ちを大切にし、十分に周囲とのコミュニケーションを取っておきたいですね。
バイトの代わりが見つからない場合まとめ
バイトの代わりが見つからないケースについて幾つか挙げてみました。
バイトで休みを取る際、代わりを見つけなければ休ませないというお店は割と多くあります。
上記でも挙げたように、従業員側には代替人員を手配する義務まではありません。
またいくら仕事とは言え、生活をしている以上は休みを取らなければならないケースもある事でしょう。
ですが突発的な休みなど、状況によってはお店に迷惑をかけてしまう可能性があるのも事実です。
バイトで休暇を取る際にはできるだけ早めに報告をし、周囲の理解を得ながら休暇取得するようにしたいですね。
またシフトの交代をお願いされた時、断るのが苦手という方はこちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:バイトのシフトの断り方30選。悩まない上手な伝え方を解説
今回はバイトの代わりが見つからない場合について挙げてみました。
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