バイトを辞めるのに店長がいない?置き手紙じゃだめ?

今回はバイトを辞めたいのに店長がいないケースについて挙げてみたいと思います。

バイトを辞める時、職場の店長や社員に伝えることが一般的です。

ですがバイト先によっては、何かしらの事情で店長が不在の場合もあります。

バイトを辞めたいのに伝えるべき上司がいない、こんな時はどうすれば良いのでしょうか。

今回はそんなバイトを辞めるのに店長がいないケースについて挙げてみます。

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バイトを辞めたいのに店長がいない?

バイトを辞めるのに店長がいない場合、どうすれば良いでしょうか。

結論を言えば、やはり退職を申し出る場合には口頭で直接伝えるのがベストです。

 

そのため店長が不在にしている場合でも電話等で連絡を取り、「ご相談したい事がありますのでお時間を作って頂けますか?」とお願いをした上で、お話をする機会を設けてもらうようにしましょう。

また店長が忙しい場合など会って話す機会が中々作れない場合には、電話口でも良いので退職の意向をお話し、直接会って相談したい旨を話してみるのも良いでしょう。

最近ではメールLineで退職の申し出をする方もいるようですが、やはり今までの感謝の気持ちを示す意味でも直接口頭で申し出るのがベターと言えます。

 

またバイト先によっては店長が普段から店におらず、社員さん等が直属の上司にあたるケースもあるかと思います。

その場合には社員さんに相談をしてみるのも良いでしょう。

相談した結果、社員さんから何かしらの指示がもらえる場合もありますし、そのまま退職の意向を店長に伝えてもらえる場合もあります。

 

いずれにしても店長がいないからと言って、無断退職等をしてしまうのはNGです。

退職を決意したのであれば早めに相談をするようにしたいですね。

 

バイトを辞める電話のアポは必要?

バイトを辞める事を伝える場合、できれば電話やメール等でアポイントメントを取っておく事をお勧めします。

退職という重要な事を伝える場面でもありますし、あなたにとって都合の良いタイミングが店長にも良い状況とは限りません。

上司の状況も考慮した上で相談をするという配慮も必要です。

またあらかじめアポを取っておく事で、相手側としてもきちんと話を聞ける準備ができるという利点もあります(勘の良い上司であればアポの時点で退職の件と気付く事もあります)。

 

例えば以下のようなアポが考えられます。

○○店長

お忙しい所失礼いたします。アルバイトの△△です。

突然で申し訳ありませんが、〇月末にて現在のアルバイトを辞めさせていただきたいと思っております。

詳しくご相談させて頂きたいので、お手数ですが少しお時間を頂けないでしょうか?

よろしくお願い致します。

○○(自分の名前)

 

バイトを辞めるのは置き手紙じゃダメ?

バイトを辞める際、中には「置き手紙」だけで退職をしたいという人もいるようです。

置き手紙で退職をしたい人の理由として、以下のような点が挙げられます。

  • 店長がいないため
  • 直接言い出しにくい(怒られそう)
  • 引き止められるのがイヤ

 

様々な理由があるかと思いますが、やはりバイトを辞める際には直接伝えるのがベターと言えます。

今までお世話になった職場という事もありますし、退職となると事情や理由を聞かれる場合もありますのでやはり直接伝えた方が無難です。

また置き手紙だけだと上司の机に置いておいても紛失してしまう場合もありますし、もし上司がそれを読んでいない場合にはその日以降は無断欠勤と判断されてしまう可能性もゼロではありません。

そのため置き手紙ではなく、きちんと直接上司に伝えたほうが良いでしょう。

 

ですが退職時の「挨拶の手紙」や「感謝の手紙」を渡すのであれば話は別です。

バイトを退職する事を上司に直接伝えた上で、今までお世話になった上司や先輩・同僚に感謝の気持ちを伝える方法として手紙やメールを使用する事は問題ないでしょう。

関連記事:バイトを辞める時のラインの挨拶は?例文を挙げて書き方を解説

特に口下手で自分の気持ちをうまく伝えられない人であれば、手紙のほうが良い場合もあるかと思います。

バイトを辞める際には、きちんとした形で退職をするようにしたいですね。

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バイト先に店長がいない理由は?

バイト先に店長がいない理由としては、どのような点が挙げられるでしょうか。

不在の理由を幾つか挙げてみます。

 

体調不良

単純に店長が体調不良の場合もあります。

風邪や怪我など、仕事ができない状態の時には会社を休んでいるケースもあります。

 

複数店舗の掛け持ち

チェーン店など、店長や管理者は複数の店舗を掛け持ちしているケースもあります。

曜日毎に他の店舗を廻っているので、店長の出勤日を確認しておく必要があります。

 

出張中

本部からの指示や多店舗への研修など、管理者が出張をするケースも考えられます。

通常は帰社日を確認して退職の相談をすることになるでしょう。

 

後任不在

ブラックな会社等の場合、店長や管理者が突発的に辞めてしまい、後任不在の期間が出来てしまう場合もあります。

管理者がいない状態なので、アルバイトを含め従業員は仕事量が多くなったり、責任の重い業務が課せられる場合もあります。

 

店長が不在のバイト先はどうなる?

店長の不在のバイト先というのは意外に多くあります。

確かに会社というのは、階級やランクが必ずしも必要な訳ではありません。

中には管理職やリーダーが存在せず、みんなが同じポジションで仕事をしている会社もあります。

ですがバイト先によっては、店長不在により店全体を管理する者がおらず、以下のような状況になってしまう事も考えられます。

 

クレーム

店舗内でクレームが起きた場合、店長などの責任者が不在だとその処理方法に困ってしまう場合もあります。

苦情によっては責任者が呼び出される事もありますが、店長がいないためパートやアルバイト従業員がその処理にあたるケースもあります。

 

シフト

バイト先に店長などの管理者がいない場合、シフトを管理する人がいないため職場スケジュールがガタガタになる事もあります。

バイト従業員の中からシフト担当者を決める等、工夫が必要です。

 

指示を仰げない

店内が忙しい時やトラブル時など、バイトをしていて困る事は誰にでもあります。

ですが店長がいない場合、指示を出す人がいないので連携やオペレーションが上手くいかず、業務に支障が出る場合もあります。

 

情報の漏洩

管理者や上司がいない場合、バイト先の情報等が店外に漏洩しないとも限りません。

残念なことですが、アルバイト従業員の中には管理者がいないと不正を犯そうとする人も出てきます。

 

バイトテロ

近年ではバイトテロという造語が話題になりました。

特にアルバイト従業員などが管理者の目を盗んで、バイト先の商品や什器を使用して悪ふざけを行う様子がSNS等にアップされる場合があります。

常に店長がいないような店舗では、このような事件も起こりやすいと言えるのかもしれません。

 

責任を負わされる

管理者がいない場合、中心になってその責任を負う人が存在しません。

もし職場で不正や事件が発生した場合、パート・アルバイト従業員が疑われる可能性もゼロとは言えないでしょう。

万一の時に責任を取れる管理者がいないという事は、従業員にもリスクがあるように思います。

 

職場内トラブル

多くの従業員が働くバイト先の場合、そこでは様々なトラブルが起きる可能性もあります。

例えばセクハラ・いじめ・安全衛生管理など、多くの問題が発生します。

管理者が中心となって解決を図るべき問題も多く、店長が不在のバイト先ではトラブルが放置されてしまう事も考えられます。

 

人材育成

アルバイト従業員など、新しい人材を育成していく事も店長や管理者の仕事。

店長がいないバイト先では人材育成ができず、後任者が育たない等の問題があります。

 

業績の悪化

マネジメントだけでなく、お店に適正な利益をもたらすように店舗運営をしていく事も店長さんの仕事です。

店長がいないバイト先では業績や売上を管理する人もおらず、結果として業績が徐々に悪化していく事も考えられます。

 

バイトを辞めるのに店長がいないケースまとめ

バイトを辞めたいのに店長がいないケースについて幾つか挙げてみました。

バイト先によっては、店長がいなかったり休暇中のケースもあるかと思います。

ですがだからと言っていい加減な辞め方はせず、時間を作ってもらう等してきちんと伝えることが大切です。

また退職を告げる場合には、出来るだけ早めに伝えるようにしたいですね。

 

バイトを辞める時の具体的な手続きの方法については、こちらの記事も参考にしてみてください。

参考記事:バイトを辞める手続きには何がある?退職届は必要?

 

今回はバイトを辞めるのに店長がいない場合について挙げてみました。

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