初めてのレジ打ちバイトのやり方は?操作方法や接客用語も解説
今回は初めてのレジ打ちバイトのやり方について挙げてみたいと思います。
コンビニやスーパー・デパートなど様々なお店にレジが設置してあります。
これからアルバイトを始める方の中には、接客の中でレジを取り扱う人もいるでしょう。
ですが初めてのレジ打ちは誰でも緊張するもの。
今回はそんな初めてのレジ打ちバイトのやり方について挙げてみます。
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初めてのレジ打ちバイトのやり方は?
ここではレジ打ちが初めての方のために、基本的な操作を挙げてみます。
(操作方法は各店舗のレジによって異なります。入社後の研修時にきちんとしたやり方を教わりましょう)
レジ打ちの大まかな流れとしては、以下のようになります。
①まずお客様がレジに商品を持ってきます。
↓
②店員はその商品に付いているバーコードを読み取っていきます。バーコードを読み取る際にはスキャナー(赤い光が出ている読み取り機)を使用して1点ずつ読み取っていきます。(同じ商品が複数きた場合には「×」ボタンを使用し、「個数 × 商品登録」でも可能)
↓
③そして全ての商品を読み取ったら、レジの「小計」ボタンを押して、合計金額をお客様に伝えます。
↓
④お客様はお金を出してくれます。その預かった金額をレジに打ち込んで「現/預」キーを押します。
↓
⑤画面にはお釣りの金額が表示され、同時にドロア(お金が入っているレジ内のケース)が開きますので、そこからお釣りの金額分だけお金を取り出し、レシートと一緒にお客様に渡します。
他にも値引き品や特売品などは、その都度レジに金額を手入力する場合もあります。
バーコードが付いていない商品については、スーパー等ではレジ付近に別紙でバーコード表が用意されているお店もありますし、タッチパネル上で操作をする場合もあります。
またコンビニ等では③~④の間に店員が商品を袋詰めするケースが多いですし、スーパーなど2人体制の店舗では1人がスキャンをし、もう1人は袋詰めをする場合もあります。
他にも以下のようなイレギュラー処理がある事を覚えておいた方が良いでしょう。
- 両替:「両替ボタン」を押すとレジが開く。
- 商品券の使用:商品のバーコードをスキャン→商品券ボタンを押す→商品券のバーコードをスキャン。
- 返品:返品処理が必要な場合、「返品」ボタンを押す→商品をスキャン。
- 返金:返金処理が必要な場合、「返金」ボタンを押す→金額を入力。
- バーコードが通らない:バーコード下の数字13桁を直接入力する等。
上記は一例ですが、中には返品や返金が受付できない商品もありますし、商品券によってはお釣りがでないものもあります。
レジスピードを速くするコツの1つとして、商品ごとのバーコードの位置を把握することも大切ですし、レジ内のタッチパネルやキーの配置・操作方法をきちんと覚えることもコツです。
レジ打ちが初めての頃は、上司や先輩にやり方をよく教わりながら正しい操作方法を身に付けるようにしましょう。
バイトのレジ打ちの言葉は?
バイトでレジ打ちをする際、使用する接客用語にはどのような言葉があるでしょうか。
ここでは初めてのレジ打ちで使用しそうな言葉・用語を挙げてみます。
コンビニやスーパー・飲食店など、どのお店でも使われる接客用語です。
お客様を気持ちよく迎え入れるために、顔を見て笑顔で挨拶をするようにしましょう。
「いらっしゃいませ」の一言で、お店の第一印象が決まってしまう事もあります。
お客様がお店を出る時など、頭を下げて丁寧に「ありがとうございました」と伝えるようにしましょう。
提供した料理やサービスが良くても、お客様への感謝の気持ちがなければお店のイメージは台無しです。
いつも来店されるお客様に対し感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。
「かしこまりました」はお客様に対し承諾の意思を示す言葉です。
接客時においては「分かりました」「了解しました」等の言葉は避けておきましょう。
この「かしこまりました」をきちんと言える事で、接客マナーをきちんと心得た店員さんという印象に結び付く場合もあります。
お客様をお待たせしてしまったり、スタッフがその場を離れる時には「少々お待ちください」と伝えるようにしましょう。
何もお伝えせず長時間お待たせすると苦情に発展してしまうケースもあります。
このようなたった一言の言葉があるかないかで印象も変わります。
上記のように「少々お待ちください」と伝えた後、戻ってきた際には必ず「お待たせいたしました」とお客様に伝えるようにします。
例え一瞬であったとしても、お客様をお待たせしている事に変わりはありません。
お待たせしたお客様に対し、まずお詫びをしてから話に入るようにします。
もしお客様にご迷惑をおかけしたり不快な思いをさせてしまったら、素直に「申し訳ございません」とお詫びをします。
「申し訳ありません」や「すみません」ではなく、きちんと丁寧に「申し訳ございません」とお詫びをするようにしましょう。
「恐れ入ります」は感謝の言葉として用いる場合や、恐縮の意味で用いられることがあります。
この「恐れ入りますが」は日常的に使用する言葉ではないので、学生さん等はこの言葉を使用している人は比較的少ないかもしれません。
クッション言葉としてお客様にお願いをする時などに使用する事もありますので、ぜひ覚えておきましょう。
他にも間違えやすいレジ関連の言葉として、以下があります。
- (×)○○円からお預かりします→(〇)○○円、お預かりします
- (×)どちらにいたしますか→(〇)どちらになさいますか
- (×)(お釣りがない場合)1000円ちょうどお預かりします→(〇)1000円頂戴いたします
- (×)レシートのお返しです→(〇)レシートでございます
- (×)よろしかったでしょうか→(〇)よろしいでしょうか
- (×)○○のほうでよろしいでしょうか→(〇)○○でよろしいでしょうか
- (×)どちら様ですか?→(〇)お名前を頂戴できますでしょうか
- (×)メニューを拝見してください→(〇)メニューをご覧ください
- (×)なるほどですね→(〇)仰る通りです
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レジ打ちのバイトでミスをしたらどうなる?
初めてのレジ打ちバイト。
出来るだけ失敗をしないように気をつけたいものですが、誰にでもミスは付きもの。
レジ打ちのミスにはどのような事があるでしょうか。
- レジの金額を打ち間違えた→レジに過不足が出ます。
- お釣りの金額を間違えて渡してしまった→お客様にも損害を与えてしまいます。
- 商品点数を多く登録してしまった(重複など)→商品の在庫数が狂い、お客様にも迷惑をかけます。
- 電子マネーの操作に失敗した→チャージミス・決済間違い(nanacoをsuicaで決済してしまう等)。
- 商品券・クーポン券を現金と同様に処理してしまった→過不足が出ます。
- レシートを渡し忘れて怒られた→お渡しするのが基本です。
- 前のお客様の会計が、次のお客様の会計に上乗せされていた→レジで前のお客様の会計をきちんと終了させていない。
- 商品の入れ忘れがあった→こちらからお客様宅へ伺いお詫びする事も。
- 混雑時の行列で、対応すべきお客様の順番を間違えた→苦情に繋がり信用を失う事も。
上記はレジミスの一例ですが、失敗を減らすためにはやはり落ち着いて冷静に対処することが大切です。
またお金の確認は声に出して復唱をしたり、何度も数える事によって渡し間違えなどもある程度は防ぐことが出来ます。
特にレジが初めての人は最初はスピードが遅いかもしれませんが、その分は丁寧さや誠実さでカバーするようにしましょう。
誰でもレジミスは付きものなので、根気強く覚えていくようにしたいですね。
レジ打ちでクレジットカードの場合は?
レジでお客様がクレジットカード決済を希望の場合、どのように操作をすれば良いでしょうか。
これもレジ機種等によっても異なるかと思いますが、一般的には以下のような操作の流れになります。
お客様からカード預かり
↓
レジのクレジットカードボタン押下
↓
カードリーダーでスキャン
↓
支払い方法の選択(一括・分割など)
↓
レシートを渡す
また以下のようにクレジットカード決済では販売できないものもありますので注意をしましょう。
- 切手
- はがき・印紙
- ごみ処理券
- 商品券・ギフト券
- プリペイドカード
- スポーツ振興くじ
- 電子マネーへのチャージ etc…
クレジットカードの場合、支払いにサインが必要と考える方も多いかと思いますが、お店や金額によってはサインレス決済が可能な場合もあります。
混雑時の行列など、お客様をお待たせする事のないようにサインレス決済が導入されている店舗も多くあります(コンビニ・スーパー・デパートなど)。
ですがどのお店でもサインが不要な訳ではなく、クレジットカード会社とサインレス契約を結んでいる店舗に限られ、また金額としても少額の決済に限られるなどの条件があります。
現在では多くの店舗においてクレカ決済が可能ですが、意外に利用者が少ない印象もあります。
特にコンビニなど少額決済が多い店舗においては、クレジットカードを使うお客様は少数です。
現金決済に慣れてしまっているという点や、カードの不正利用の不安・数百円の少額決済にカードは使いにくいといったイメージがあるのかもしれません。
もしくはクレカよりも電子マネーを頻繁に使うといった人もいる事でしょう。
店員の立場からしても、クレジット払いはお釣りを渡す必要もないですし、決済スピードも早くなりそうなので混雑の解消に繋がる部分も多少はあるのかもしれません。
いずれにしても初めてレジ打ちのバイトをする際には、クレジットカード決済の操作もきちんと覚えておきたいですね。
初めてのレジ打ちバイトまとめ
初めてのレジ打ちバイトについて幾つか挙げてみました。
幾つか挙げてみましたが、レジ打ちの場合は「慣れ」が大切です。
レジが初めての頃は覚えにくいかもしれませんが、毎回バイトに出勤していれば自然と操作も身に付いていきます。
最初の頃は不慣れな事も多いかと思いますが、研修や周囲の方のアドバイスを受けながら、しっかりとレジ操作を身に付けるようにしたいですね。
今回は初めてのレジ打ちバイトについて挙げてみました。
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