バイトを3つ掛け持ちするのはきつい?税金や社会保険も解説

今回はバイトを3つ掛け持ちするケースについて挙げてみたいと思います。

現在ではダブルワークや副業など、働き方も多様化しています。

また収入の底上げなど、バイトの掛け持ちをしたいと考えている方もいる事でしょう。

中には3つのアルバイトを掛け持ちしたいと考える人もいるようです。

今回はそんなバイトを3つ掛け持ちする場合の問題点について挙げてみます。

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バイトを3つ掛け持ちする理由は?

バイトを3つ掛け持ちしたい人には、どのような事情や理由があるのでしょうか。

幾つか挙げてみます。

 

収入アップ

バイトの掛け持ちをしたい人の第一の目的はやはり収入アップでしょう。

中には2つの仕事では足らず、3つのバイトを掛け持ちしたいという方もいます。

 

1つでは不安

アルバイトや派遣社員などは、正社員などと比較すると雇用が安定しているとは言えません。

突然の解雇や契約満了を考えると1社では不安で、2~3社を掛け持ちしたいという人もいるでしょう。

 

固定がイヤ

人によっては1つの職場でじっと仕事をしている事が耐えられない・すぐに飽きてしまうという人もいます。

複数の職場を転々とするほうが性格に合っているという人は2~3つのバイト掛け持ちを選択する人もいます。

 

色々な経験をしたい

若い方など、これから社会に出る方はアルバイトで色々な経験をしておきたいという方もいるでしょう。

体力的な問題もありますが、3つも掛け持ちをすれば様々な職場を体験できます。

 

キャリアアップ

3つのバイトを掛け持ちすることでキャリアアップを図れる事もあります。

同じ職種であっても会社によって作業内容は違いますしレベルも違うので、仕事の選び方によってはスキルアップを図ることも可能です。

 

人脈を広げたい

アルバイトとは言え、3つも職場を掛け持ちすると人脈や出会いも広がります。

より多くの出会いを求める人は、バイトを掛け持ちしたいと考える人もいるでしょう。

 

交通費

副業やダブルワークをしている人の中には、通勤手当が重複して支給されている方もいるようです。

法律では通勤手当について特別な定めはありませんので、掛け持ちの従業員に通勤費を支給をするかどうかは会社の就業規則等にもよるかと思います。

 

福利厚生

掛け持ちやダブルワークであっても、従業員であればその会社の福利厚生制度を受けられる場合があります。

施設利用や優待割引など、各社の福利厚生を受けたいという人もいるのかもしれません。

 

給料日を分けられる

3つのバイトを掛け持ちすると、給料日もそれぞれ異なる場合があります。

大金を持っているとすぐに使い込んでしまう人や、給料を分けて管理したいという人は便利なのかもしれません。

 

メインとサブ

バイトを3つ掛け持ちするとは言っても、全てをメインとして仕事をしている人ばかりではありません。

例えば2つメインの仕事があり、3つ目は時間が空いている時だけ単発バイトを入れているといった人もいます。

スケジュールによってメインとサブの仕事を使い分ける事により、効率よく稼いでいる人もいます。

 

バイトの3つ掛け持ちはきつい?

バイトを3つ掛け持ちするのはメリットばかりではありません。

当然に3つもバイトを掛け持ちするので、きついと感じることもあります。

ここでは掛け持ちを3つする場合のきつい点を挙げてみます。

 

体力疲労

まずは肉体的な疲労に注意が必要です。

3つもバイトを掛け持ちするとなると当然に体力的にも厳しくなり、きつくなってきます。

自分の身体に無理がないように日程を組むことが大切です。

 

スケジュール管理

3つもアルバイトを掛け持ちすると、スケジュール管理が煩雑になる場合があります。

一番問題なのが、誤って2つのシフトが重なってしまい片方を欠勤しなければいけない事態です。

会社にも迷惑をかけるため、掛け持ちをする際にはシフト管理もしっかりと行う必要があります。

 

副業・Wワーク規定

会社によっては他社とのダブルワークや掛け持ちが禁止されている所もあります。

後でバレてしまうと問題になるため、3つのバイトを掛け持ちする際には会社のルールも確認しておきましょう。

 

同業・ライバル会社

掛け持ちOKの会社であっても、同業やライバル会社同士の掛け持ちを禁止されている場合もあります。

会社間の情報漏洩やノウハウの流出を防ぐ目的もありますが、掛け持ちをする際には会社の選び方も考えたほうが良いでしょう。

掛け持ちをする際には、同業や同じ職種でまとめてしまった方が精神的に楽な場合もありますが、ライバル会社同士では掛け持ちがNGの可能性もあるのできつい所です。

 

プライベート時間の確保

バイトを3つも掛け持ちするとなると、多くの人はプライベートな時間がほとんど無くなってしまいます。

いくら稼ぎたいとは言え、ゆっくり身体を休めたりプライベートを楽しむ時間も必要です。

無理のない範囲で掛け持ちを検討するようにしたいですね。

 

学業・家事への影響

掛け持ちを検討している方の中には、学生さんや主婦の方もいるかもしれません。

ですが無理に掛け持ちをし過ぎると、肝心の学業や家事に影響が出てしまう可能性もあります。

バイトを掛け持ちする際には、あくまで自分が無理なくできる範囲で行うことが大切です。

 

労働時間の通算

これは会社側が気にする事かもしれませんが、掛け持ちの場合には労働時間が通算されます。

法律では1日8時間を超える勤務をした場合には25%の割増賃金が付くようになっています。

例えば掛け持ちでA会社で6時間・B会社で4時間勤務した場合、一見すると割増賃金は発生しないように見えますが、事業場を異にする場合であっても労働時間を通算して考えるようになります。

そのため上記では合計10時間となり、2時間分は割増賃金が発生することになります。

実際問題としてこのようなケースにおいて割増賃金がきちんと支払われているのかどうかは分かりませんが、このようなルールがある事は考慮しておきましょう。

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バイトを3つ掛け持ちする時の税金は?

バイトを3つ掛け持ちする場合、税金や社会保険はどうなるのでしょうか。

 

所得税

よく「103万円の壁」と言われることもありますが、年収が103万円を超えると所得税が課せられる事になります。

この103万円とは、基礎控除である38万円と給与所得控除の最低金額となる65万円を合計した金額です。

バイトを掛け持ちする場合、合計が103万円以上になると超えた金額に対して所得税が課税される事になり、また親の扶養を外れてしまうと夫や親の所得税が高くなる可能性があります。

 

社会保険

上記の103万円の壁とは別に「130万円の壁」と言われるものもあります。

この130万円の壁とは、例えばバイトの掛け持ちで合計年収が130万円を超えると親の扶養を外れることになるため、国民健康保険・国民年金に加入する必要が出てきます。

またアルバイトであっても、一定の勤務日数や時間数等を満たしていれば会社で社会保険に加入する必要があります。

社会保険に加入する事はメリットも多くありますが、保険料を負担するため給与の手取り金額に大きな影響が出てきます。

 

確定申告

年末調整をご存じの方も多いかと思いますが、バイトを掛け持ちしている場合であっても年末調整をしてもらえるのは収入の多い一社のみです。

そのため収入が少ない方の会社は自分で確定申告をする必要があります。

ですが掛け持ちのように2カ所から給与の支払いを受けている人で、主たる給与収入金額が20万円以下の人は確定申告する必要がありません。

アルバイト以外にも他に収入がある場合には申告が必要になるケースもありますので、収入をきちんと把握しておきましょう。

 

掛け持ちバイトのおすすめは?

3つのバイトを掛け持ちするような場合、仕事も慎重に選ぶ必要があります。

掛け持ちするバイトは、以下のような特徴の仕事を選ぶのが良いでしょう。

  • シフト自由(例:自己申告制など)
  • 休みが取りやすい(例:人手が多い職場など)
  • 職種のバランス(例:デスクワーク+軽作業+在宅ワークなど)
  • ストレスが少ない(掛け持ちでストレスがかかりやすい仕事はNG)
  • 在宅ワークも検討(プライベートな時間を確保しやすい為)

 

掛け持ちに適したバイトとしては以下のような仕事が考えられます。

  • コンビニ
  • ファミレス
  • 居酒屋
  • ネットカフェ
  • ピッキング
  • 仕分け・梱包
  • 家庭教師・塾講師
  • コールセンター
  • 在宅データ入力
  • アフィリエイト
  • クラウドソーシング
  • 試験監督
  • イベントスタッフ etc…

上記は一例ですが、アルバイトを3つ掛け持ちするとなるとその「組み合わせ」が大切です。

自分が取り組みやすいバイトを上手く組み合わせて、無理のないスケジュールで仕事をするようにしましょう。

 

バイトを3つ掛け持ちするのなら

実際問題として、アルバイトを3つも掛け持ちするのは大変な事です。

体力的にもきついですし、シフトやスケジュールも細かく管理していかなければなりません。

またバイトを3つ掛け持ちするという事は当然に職場も3つになり、人間関係も単純に3倍になります。

各職場での仕事上のトラブルや悩みが増えやすいのも掛け持ちのデメリットと言えるでしょう。

 

そのためもしバイトを3つ掛け持つするくらいのタフさやメンタルの強さがあるのであれば、最初から正社員等の正規雇用を狙っていくのも1つの方法です。

仕事にもよりますがバイトを3つ掛け持ちするくらいであれば、1つの仕事に集中した方がですし、収入も上がるかもしれません。

雇用面からしても、バイトより正社員のほうが安定しやすいと言えるでしょう。

 

もちろん学生さんであったり主婦の方の場合には正社員になるのは難しい場合もありますし、必ずしもバイトより正社員の方が良いとは限りません。

ですがバイトを3つ掛け持ちするほどのエネルギーがあるのであれば、それを別の方向に向けてみるのも良いかと思います。

バイトを3つ掛け持ちする前に、自分にとってベストな働き方というのを改めて考えてみるのも良いかもしれませんね。

今回はバイトを3つ掛け持ちするケースについて挙げてみました。

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