バイトを休みすぎでクビ?何回までなら許される?
今回はバイトを休みすぎるケースについて挙げてみたいと思います。
何かの事情でバイトを休んでしまった…、こんな経験は多くの人にあるかと思います。
ですが一度休み癖が付くと、ついついバイトを何度も休んでしまう事もあるものです。
そのうち段々とバイトに行きづらくなってしまったり、辞めたくなる事もあります。
今回はそんなバイトを休みすぎの場合について挙げてみます。
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目次
バイトの休みすぎってどれくらい?
「バイトを休みすぎる人」というのは、どれくらいの頻度で休む人の事を指すのでしょうか。
こればかりは人の感覚にも寄りますが、個人的には以下のような人は少し休みすぎのような気がします。
- 週に1回は必ず休む
- 月に2~3日何かしらの事情で休む
- 週明けか週末(月曜or金曜)は必ず休む
- 毎回のように当日欠勤
- 半年に1回くらい長期休暇(2週間~)を取る
- 年間ベースで欠勤率が1割を超えている
特に何度もバイトを休みすぎる事は、それがいつしか「クセ」になってしまいます。
中には自分のシフト休み以外に「体調不良」という休日枠があると考えている人もいるのかもしれません。
厳しい言い方をすれば、アルバイトさんでも雇用契約を結んでいる以上は労務提供義務があり、決められた日に出勤をしてきちんとお仕事をしなければなりません。
もちろん人間ですので体調不良になってしまう事はあるかと思いますが、休みがあまりにも限度を超えていて注意を繰り返しても本人に改善が見られない時には、解雇事由になる可能性もあるでしょう。
またバイトを休みすぎの人の場合、シフトが自分に合っていないケースもあります。
特に学業との両立を図る学生さんや、主婦やダブルワーカーなど掛け持ちをする人の中にはスケジュールに無理が生じている場合もあるでしょう。
自分が無理なく取り組めるシフトかどうか再度確認し、支障があるようであれば上司などにシフトの変更を相談してみるのも良いかもしれませんね。
バイトを休みすぎて行きづらい?
バイトを休みすぎると、段々と職場に行きづらくなってしまう事があります。
以下のような気持ちで職場から足が遠のいてしまう事もあります。
- 休みすぎて上司に見放されているのではないか
- 他スタッフが自分をどう思っているのか気になる
- バイトを休みすぎて罪悪感を感じる
- 今さら出勤しても迷惑と思われるのでは…
- 職場の人たちは良い人が多く、合わす顔がない
バイトを休みすぎると行きづらい気持ちになるのは分かりますが、一方でまだあなたはお店の従業員です。
お店があなたを本当に必要としていないのであれば、とっくにクビにしている事でしょう。
またあなたが休む事によって他スタッフの仕事が増えてしまうかもしれませんし、休む日数が多くなるほど不安が増しバイトに行きづらくなります。
ありきたりかもしれませんが、今あなたに出来ることはきちんと出勤をしてお詫びをし、仕事を真面目に頑張ることです。
少し面倒に感じるかもしれませんが、「行きたくない」気持ちを乗り越える経験は社会に出てからもきっと役に立ちます。
挽回するチャンスがある今のうちに、もう一度気持ちを立て直して出勤してみるのが良いかもしれませんね。
バイトを休みすぎて申し訳ない?
バイトを休みすぎて「申し訳ない」と職場に対しての罪悪感を感じてしまう人もいます。
人によってはどうしても事情があって休みを取らざるを得ない場合もあります。
性格が真面目な人や責任感の強い人は、バイトを休んでしまった時に罪悪感を感じてしまう事もあるのでしょう。
バイトを休みすぎて「申し訳ない」と感じることは、「もっとしっかりと仕事に取り組みたい」という気持ちの表れとも取れます。
職場に対して「申し訳ない」と思っているのであれば、その気持ちを自分の胸にしっかりと刻んでおき次のステップに活かすようにしましょう。
誰でも出来るだけ休まずに仕事をしたいと思っています。
ですが人間なので時には気持ちの弱さが出てしまったり、会社に行きたくない気持ちになってしまう事もあるかと思います。
今回「申し訳ない」と感じた気持ちを今後の糧にして、バイトに前向きに取り組んでいきたいですね。
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バイトを休みすぎてクビになった?
バイトを休みすぎるとクビになる事はあるのでしょうか。
結論から言えば、1度や2度お休みを取ったからと言ってクビになる事は通常ではありません。
アルバイトとは言え従業員を解雇するには客観的に見て合理的な理由が必要であり、社会通念上「解雇が相当」と認められる理由でなければクビにする事はできません。
そのためバイトで休みを取ったからと言って、即クビにする事は難しいと言えます。
ですが今回のバイトの「休みすぎ」のように、無断で休みを繰り返したり何度注意をしても本人に改善が見られないような場合には、解雇事由になる可能性もあります。
具体的に「〇回休んだらクビ」という決まりはありませんが、常識的に考えて許されない範囲であれば解雇になるケースはあるという事です。
他にも、バイトをクビになるのは以下のようなケースが考えられます。
- 経歴詐称
- 企業機密の漏洩
- 会社の金品の無断持ち出し
- 犯罪行為(窃盗・横領・傷害等)
- 長期の無断欠勤
- セクハラ等
もし従業員を解雇する場合、会社側は30日以上前に解雇予告をしなければならず、予告解雇をしないときは解雇予告手当を支払うこととなっています。
バイトを休みすぎてクビになる事がないよう、普段から責任感を持って仕事に取り組むようにしたいですね。
バイトを休みすぎて辞めたい?
バイトを休みすぎて辞めたいと思っている人もいるかと思います。
「たくさん休んでしまったので、今さら取返しが付かない」と考えている人もいる事でしょう。
ですがもし辞めたい理由が「本当はバイトを続けたいけど、休みすぎて気まずい」という事であれば、個人的には頑張ってもう少しバイトを続けてみる事をお勧めします。
理由はどうであれ、あなたがバイトを続けたいのであれば辞めるべきではありません。
挽回ができるチャンスがあるのであれば、休みすぎた事を反省した上でバイトに復帰する事もできます。
最初は少しつらいかもしれませんが、もう一度気持ちを立て直して出勤をしてみるのも良いでしょう。
ですが人によっては、「どうしてもバイトを辞めたい」という人もいるのかもしれません。
もし今のバイトがどうしても嫌という事であれば、その職場を退職し次のバイト先で気持ちを一新して頑張るのも1つの方法です。
今までバイトを休みすぎてしまった反省を踏まえて、次のバイト先で前向きに取り組んでみるのも良いかもしれませんね。
ですがもしバイトを辞める場合でも、無断欠勤や無断退職はNGです。
上司ともきちんと相談をした上で退職を考えるようにしたいですね。
「学生バイトはすぐ休む」と言われないために
バイト先の管理者の中には「学生バイトさんはすぐ休むからなぁ…」とボヤいている人もいます。
確かにお店によってはすぐにバイト従業員が休んでしまい、就業環境がガタガタになっている店もあるようです。
従業員の休みを防ぐ対策としては、例えば以下のような方法があります。
- 従業員の健康状態をチェックする
- 就業規則など、改めて休みのルールを確認してもらう
- 体調不良の欠勤など、診断書等の提出を就業規則で定める
- 皆勤者に対してインセンティブを支給する
- シフトに無理はないか、話し合いの機会を設ける
- 勤怠に対しての評価制度を設ける
- メール・Lineでの休み連絡を禁ずる(電話連絡)
- 指導方法の改善(褒める機会を多くする等)
ですが上記のような対策をとっても突発的な休みが止まらず、手を焼いている管理者もいるようです。
管理者によっては毎回のようにアルバイト従業員を熱心に指導・注意する人もいますし、逆に「アルバイトさんってそんなもの」とクールに割り切って考える管理者もいます。
特に学生の頃はアルバイト以外にも、部活やサークル・遊びや恋愛など、楽しいイベントがたくさんあります。
また学業との両立で疲れてしまい、ついついバイトを休みすぎてしまう人もいるのかもしれません。
ですがアルバイトとは言えお仕事。きちんとメリハリを付けて責任を持って取り組む必要があります。
「学生さんだから…」等と言われることがないよう、しっかりとバイトに励んでいきたいですね。
今回はバイトを休みすぎのケースについて挙げてみました。
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