スーパーのレジのバイトはきつい?クレーム内容やカゴ詰めも解説

今回はスーパーのレジのバイトのきつい点について挙げてみたいと思います。

アルバイトやパートなどの定番でもあるスーパーのレジ打ちバイト。

未経験者でも応募しやすい事から一定の人気があります。

ですがスーパーには幅広い年代の人たちが働いており、来店客も多いことから仕事が辛いと感じることも。

スーパーのレジのバイトのきつい点にはどのような事があるのでしょうか。

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スーパーのレジのバイトはきつい?

スーパーのレジのバイトがきついという声はよく聞きます。

特に以下のような点がきついと感じる人が多いようです。

 

客数が多い(休めない)

スーパーの1日客数は1000~2000人。

大型の人気店ともなると5000人を超えるスーパーもあるようです。

客数が多いスーパーだと休めず気疲れする事もあります。

 

年齢層が上の人が多い

バイトで入社したとしても、レジには幅広い年代の人がいます。

おじさん・おばさんなど自分より年上の年齢層も多く、年上との付き合いが苦手な方はスーパーのレジがきついと感じる事も。

 

立ちっぱなし

スーパーのレジは基本は立ちっぱなしです。

そのため足腰が弱い方や腰痛持ちの方はレジ作業がきつい筈です。

また普段から履き慣れた靴を用意することも大切です。

 

仕事を覚えるのに時間がかかる

スーパーのレジバイトではレジ操作が基本になります。

ボタンの位置やバーコードの位置はもちろん、セール商品や手打ち商品・返品や返金のやり方なども覚えなくてはなりません。

ポイントカードやクレジットカード・商品券などの対応も把握しておく必要があります。

 

行列が途切れない

人気店のスーパーの場合には行列が続き、作業が途切れないこともあります。

そのため自分のペースで仕事をする事が難しく、一息つく間もないことから疲労が溜まりやすくなります。

特に週末やセール日には店内が混み合うので、出勤シフトをよく考えて組む必要があります。

 

常に愛想よくする必要がある

スーパーのレジ打ちも接客業です。

目の前にいる顧客だけでなく、並んでいる他の顧客にも対応の様子を見られています。

常に愛想をよくする必要があるのも、スーパーのレジバイトのきつい点と言えるでしょう。

 

お金を扱う責任感

レジでは当然にお金を取り扱います。

スーパーによって数時間おきにレジの金額をチェックしますが、違算が出るとその時に誰がレジ操作をしていたか分かるため、普段からお金の取り扱いには細心の注意が必要です。

 

店内が寒い

スーパーでは生鮮食品や冷食を扱うので寒い売り場も多いです。

特に冷え性の方や寒がりの方はスーパーのレジがきついと感じる事もあるでしょう。

制服の下に着込むなど、自分で体温調節を考える必要があります。

 

手打ち・セール商品が面倒

スーパーではセール日や季節商品など、毎回レジに手打ちで入力をしなければならない商品があります。

また揚げ物や果物など、自分で個数を数えなければならない商品もあり、ミスのないように入力する必要があります。

 

時給が低い

スーパーにも寄りますが、スーパーのレジはさほど時給が高い仕事ではありません。

時給にしても900~1000円程度が一般的です。

最近では時給1200円~支給されるスーパーもあるようですが、仕事内容が割に合わないと感じる人もいます。

特に生活費のために仕事をしている方にとってはスーパーのレジバイトがきついと感じる事もあるのかもしれません。

 

シフト外の出勤を頼まれる

スーパーではセール日や週末が混み合います。

ですが学生さん等は土日祝は休みたがる傾向があるので、特にフリーター等は週末やセール日の出勤を頼まれることもあります。

忙しいスーパーでは自分のプライベート時間が確保しにくい場合もあります。

 

セルフレジの有無

最近ではセルフレジを導入するスーパーも増えてきました。

会計だけセルフのスーパーもありますし、スキャンから会計まで全てがセルフとなっている所もあります。

今後どのようになっていくかは分かりませんが、セルフレジが増えてくるとスーパーレジ打ちの求人が減っていく可能性も考えられます。

 

クレーム対応がある

スーパーでは様々なクレームが発生します。

後述しますが、顧客の性格も様々なため、ちょっとしたミスが思わぬクレームに繋がる事もあります。

特に重クレームを受けた際にはスーパーのレジバイトがきついと感じることはあるでしょう。

 

スーパーのレジのクレームとは?

スーパーには多くの来店客がおり様々なクレームが発生します。

特に以下のようなクレームには要注意です。

  • 店員の接客態度が悪い
  • 商品が潰れてる(袋詰め)
  • 割引されていない(セール商品など)
  • レジが混みすぎている
  • 店員の服装・身なりが汚い
  • お釣りが間違えている
  • 一緒の袋に入れるな(雑貨・生理用品・温かいもの等)
  • 賞味期限が切れている
  • 対応に長時間待たされた
  • 異物混入
  • 品切れ・発注ミス
  • 両替・硬貨が多すぎる時のお断り

 

上記の他にもスーパーのレジでは多くのクレームが発生します。

特に自分が悪い訳ではないのにクレームを付けられた時には、レジ打ちバイトがきついと感じる事もあります。

 

もしクレームが発生した場合、まずはきちんとお詫びをする事が大切です。

お客様の話をしっかりと聞き、苦情の内容を把握します。

必要に応じて相槌を打ったり表情に気を付ける・メモを取るなど、丁寧に対応するようにしましょう。

そしてその場でできる苦情についてはすぐに対応し、自分で対処できない内容であれば責任者を読んで対応をします。

 

まとめるとスーパーでクレームが発生した場合、以下のような点をクリアする必要があります。

  1. お詫びをする
  2. 事実確認をする
  3. 解決案を提示する
  4. 再度お詫びをする

 

特に最近ではネットやSNSを初め、店員の態度やクレーム内容はすぐに周囲に広まってしまうケースもあります。

スーパーのレジのバイトはきついクレームも多く、苦情をきっかけにバイトを辞めてしまう人も中にはいます。

普段からクレームを起こさないよう、注意を払って慎重に対応をするようにしたいですね。

 

スーパーのレジでストレスが溜まった瞬間は?

スーパーのレジはストレスが溜まることも多いです。

レジのベテラン経験者であっても、ストレスから完全に開放される事は少ないでしょう。

特に以下のような瞬間にレジでストレスを感じる事があります。

 

並んでるお客さんがイライラしだす

夕飯時など、スーパー店内は混み合います。

混雑はレジスタッフのせいではないのに、イライラしてるお客さんの接客をするのはストレスが溜まるものです。

 

いちいち聞かないで

レジをしているとお客さんにうっとおしがられる事もしばしば。

レジでは「ポイントカードはありますか?」「袋にお入れしますか?」「〇円からで宜しいでしょうか?」など、最低限聞かなければいけない事もありますが、それを嫌がるお客さんも多くいます。

レジスタッフも仕事として聞いているだけなのですが、それを嫌がられるとストレスになる事もあります。

 

小銭を投げる

スーパーのレジに来るお客さんには横柄な人もいます。

その中にはなぜか会計時にバーン!と小銭を投げる人も。

当然にトレーから小銭が落ちてしまうので、わざわざレジ担当がそれを拾わなければいけない時はストレスに。

さらにその小銭がレジの下に入ってしまった時は拾うのも苦労するため、イライラはMAXです。

 

レシートを避けて落ちる

お釣りを渡す時に、レシートを避けてお釣りだけ受け取ろうとする人もいます。

口で言ってくれればまだしも、ムッとした表情で手を左右に動かしながら無言で「いらない」のサインを出してくる人も。

無理にお釣りだけ受け取ろうとするとレシートが下に落ちてしまう事もあり、レジスタッフも嫌な気分になります。

 

バーコードが読み取れない

例えば鮮魚系の品物など、水に濡れたりしてバーコードが読み取りにくくなっている事もあります。

何度スキャンしても通らないため、ストレスが溜まりイライラします。

行列時は並んでいるお客さんの顔も気になり、余計に嫌なものです。

 

袋入れてくれないの?

レジの袋詰めはセルフ形式になっているスーパーも多いですが、1~2点といった少量の商品の場合、レジスタッフによっては親切に袋に入れてあげる人もいます。

ですが日によって袋に入れないスタッフにあたると、「袋に入れてくれないの?」と不満を抱く人も。

この辺りは店舗側も袋詰めルールを統一した方が良いのかもしれません。

 

値段が間違ってる!

特売の日や野菜・果物など、その日によって値段が変わる品物もあります。

ですが価格がレジに反映されていないと、お客さんから「値段が間違ってるわよ!」とクレームを受けることも。

その場合にはレジ担当が売り場まで走って価格を確認しに行かなければいけない為、疲労とストレスが溜まることもあります。

 

レジ開けてくれない?

レジの交代時や釣銭の補充をする時は、お客さんが並ばないようにレジに休止板を立てて作業をします。

ですが中にはそれを無視して「ちょっと、レジ開けてくれない?」と強引に言ってくるお客さんも。

他のレジが行列で並ぶのが嫌な気持ちは分かりますが、ルールは守ってほしいものです。

 

スーパーのレジのコツ

スーパーではレジにもコツがあります。

長く仕事をしていく事で誰でも慣れていく事ができますが、最初にちょっとしたコツを知っておくと業務に馴染みやすい筈です。

 

レジの打ち方を覚える

当たり前のことですがレジの打ち方や機能を知らなければ仕事がスムーズにできません。

まずは基本的なレジ打ちに慣れるようにしましょう。

商品のスキャンや返品・返金対応・複数個の購入・クレジットカードや商品券の使用・入力を誤った時の対処・バーコード対応表の商品など、イレギュラー処理を含めてレジ操作を覚えていくようにします。

 

バーコードの位置を覚える

レジバイトでは、商品毎のバーコード位置を覚えていく事も大切です。

商品によってバーコードが底にあったり側面に付いていたりと位置が異なり、バーコード位置を感覚的に覚えているとレジスピードも早くなります。

仕事をしているうちに段々と自然に覚えていけますが、出来るだけ早く覚えられるようにしましょう。

 

割引シールを見逃さない

処分品や賞味期限が近い商品には割引シールが貼られている事があります。

バーコードの上に貼られている店舗もありますし、上面にそのままシールが貼られている事もあります。

レジで割引がなされているかどうか顧客はしっかりとチェックしています。

見逃すとクレームになりやすいので、1点1点見逃さないようにしましょう。

 

預り金・釣銭の受け渡し

お客様から預かったお金や釣銭は間違えのないように、口頭で声に出して確かめたり二重に数えて受け渡しをします。

特に釣銭の間違えなどはクレームになりやすいので慎重に対応するようにしましょう。

 

バーコードが無い商品のチェック

フルーツやセール品など、バーコードが貼られていない商品もあります。

タッチパネルで入力をする場合もありますが、スーパーによっては別紙のバーコード表から探してスキャンをする場合もあります。

日々価格が変化しやすい商品もありますので、特売品やイレギュラー処理が必要な商品はチェックしておきましょう。

 

笑顔

どんなにレジに慣れた人であってもミスをしたりクレームを引き起こすことはあります。

ですがミスをしても、その店員の愛想が良かったり一生懸命に対応してくれる気持ちが伝われば、大きな苦情になるのを防げる場合もあります。

丁寧な対応を心掛け笑顔を忘れずにレジ接客をするようにしたいですね。

 

レジのカゴ詰めのコツは?

商品をスキャンするだけでなく、レジのカゴ詰めも大切な仕事です。

ここではレジのカゴ詰めのコツを幾つか挙げてみます。

 

下に置くものを覚える

カゴ詰めをしていく際、まずはカゴの下の方に置く商品を覚えていきます。

例えばドリンク類やキャベツなどの固い野菜など、土台となる商品を下の方へ置いていきます。

パンや総菜など潰れそうなものは最後に入れるようにしましょう。

 

割れそうなものは外へ

割れたら困る商品もカゴの外へ置いておきます。

卵やお菓子類など、割れやすい商品も最後に上の方に入れるようにしておきましょう。

 

汁が出そうなものは袋へ

漬物や魚など、汁が出そうな商品は袋に入れるようにします。

汁が他の商品にかかったり、お客様の服にかかるとクレームになります。

もちろん魚などドリップが出やすい商品は縦置きもNGです。

 

紙袋に入れる商品

外から見えないように紙袋に入れる商品もあります。

生理用品など配慮が必要な商品もありますので注意をしましょう。

 

ドリンクを倒す時

カゴの中でドリンクを横に倒すと嫌がる人もいます。

牛乳パックなどを下に入れると漏れてしまう事があったり、ペットボトルを下に入れると引っ張り出すのに苦労するからです。

そのためもしドリンクを横に倒して下に入れる場合には、顧客に一言断ってからでも良いのかもしれません。

 

量が多い時は2つに分ける

カゴ詰めをしているとカゴが一杯になる事もあります。

その場合には無理をして1つのカゴに入れようとせず、2つに分けるようにしましょう。

 

見た目を整える

商品をカゴの中にきちんと入れていく事も大切ですが、入れ終わった時の見た目も大切です。

パッと見で綺麗な印象を持たれるカゴ詰めを目指しましょう。

 

スーパーのレジに向いている人は?

スーパーのレジバイトに向いているのはどのような人でしょうか。

レジに向いているタイプを挙げてみます。

 

接客が好きな人

当たり前かもしれませんが、接客が苦手な人はスーパーのレジには向きません。

人と接するのが好きであったり話すのが好きな人は仕事に馴染みやすいでしょう。

 

責任感が強い人

スーパーのレジでは大切なお金を取り扱います。

お客様の商品も預かりますし1台のレジを自分で操作するので一定の責任感が求められます。

 

正確性がある人

レジのスキャンや金額入力・商品個数の入力など、ミスのないように作業をしなければなりません。

あまりにも乱暴な人やいい加減な人はスーパーのレジバイトには向かないでしょう。

 

コミュニケーションが取れる人

レジのバイトは1人で仕事をしていくイメージがありますが、実際には周囲とのコミュニケーションも求められます。

顧客とのコミュニケーションを始め、レジ交代時や釣銭の替え・責任者への伝言など、人並みのコミュニケーション力は必要です。

 

シフトに融通が効く人

スーパーによっては繁忙時に急に勤務をお願いされたり、シフト外の残業を頼まれる事もあります。

そのため普段からシフトに融通が効きやすい人のほうがレジバイトに向いていると言えるでしょう。

 

一般的な計算ができる人

基本的には計算はレジが行うので店員が計算をするケースは多くありません。

ですが入力ミスや釣銭のミス等があった場合には、自分で電卓を叩いて計算をする場合もあります。

基本的な計算はできるようにしておきましょう。

 

スーパーのレジのバイトはきつい?まとめ

スーパーのレジのバイトのきつい所について幾つか挙げてみました。

スーパーのレジは慣れるまでは少し大変ですが、仕事をしていくうちに自然と作業に慣れていく事ができます。

コツが掴めれば自分のペースが出来てきて、仕事も楽しくなってくるでしょう。

また客数は多いものの単純作業が多いので、未経験者でも取り組みやすいと言えます。

接客が好きな人やスーパーによく買い物に行く人は、アルバイトを検討してみても良いかもしれませんね。

今回はスーパーのレジバイトのきつい所について挙げてみました。

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