今回はバイト先のいじめについて挙げてみたいと思います。

できることなら、楽しく働きたいアルバイト。

ですが中にはいじめや嫌がらせが続く職場もあります。

悪口・陰口・パワハラなど、執拗にいじめに遭っているという人もいる事でしょう。

中には自分が何も悪いことをしていないのにバイト先でいじめられているという人も。

今回はそんなバイト先のいじめについて挙げてみます。

バイトのいじめの例は？

バイト先によっては、様々ないじめが起こり得ます。

例えば以下のようないじめ・嫌がらせがあります。

 

上記はバイト先でのいじめの一例ですが、中にはさらに酷いいじめも存在します。

軽いいじめであればどの職場でもありそうなものですが、トラウマになるくらい酷い嫌がらせがあったり、辞めたくなるほど深刻ないじめが生じているバイト先もあります。

「自分が普通に勤められる職場はないのだろうか..」と将来に不安を感じている人もいるかもしれません。

バイト先でいじめが起きた場合には、できるだけ早めに対処法を考えていく必要があります。

 

バイト先でのいじめ体験談

私自身もバイト先でいじめにあったことがあります。

フリーター時代に割と誰でも知っているような近所の大手スーパーでレジの仕事をしていました。

昼頃～夕方・夜にかけて仕事をしていたので、職場ではパートさんや他の学生さんと会うこともあります。

 

夕方からは他の高校生や大学生・フリーターと仕事をしていましたが、正直あまり気が合う人はいませんでした。

最初は周囲とも上手くいっていたのですが、ある時期を境に仲の良かった既存スタッフが辞めたり、多くの新しいスタッフが入れ替わりしているうちに、周囲と打ち解けるのが難しくなっていました。

一人暮らしで収入面の事情もあり、何とか我慢して仕事にだけ専念していました。

 

ですがある時、ロッカーにしまっていた私のダウンジャケットが無くなっていた事がありました。

「誰かが間違って持っていったのかな？」とも考えましたが、それなら他のダウンが1つ余っているはず。

その日は仕方なくそのまま帰宅しました。

 

翌週も普段通りに出勤し、勤務が終わり外に出て帰ろうとすると、今度は自分が乗ってきた自転車の前カゴがペシャンコに潰されていました。

主に従業員だけが使用する駐輪場なので、外部の人がやったとは考えてにくいケースでした。

その時点で「もしかして嫌がらせにあっているのかも..」と勘付きました。

店長に上記のトラブルを言うと「職場での事故だから費用の半額だけは負担する」と言ってくれましたが、結局は最後まで負担してくれませんでした。

 

またこの時期からマネージャーにシフトを減らされる事も多くなってきました。

マネージャーには「暇だから早く上がってもらえる？」とかやんわりと言われていましたが、他のスタッフのシフトはあまり削られていないので、今考えれば自分は職場にあまり歓迎されていなかったのかなとも思います。

その他にも無意味とも思えるような仕事を何時間も指示されたりして、何のために職場に行っているのか分からなくなり、自分でも職場での存在意義が分からなくなっていました。

 

自分はそれほど鈍感でもないので、職場内で誰が私を嫌っているのか大抵の察しは付いていました。

私の場合はそれがいじめだったのかどうかはっきりとは分かりませんが、今大人になってから思い返してみても少し胸が痛くなる思い出です。

 

バイトのいじめでバックレたい？

私もバイト先でいじめにあった時、バックレたいとも思いました。

無断欠勤をすれば嫌な思いをせずに辞められるし、職場の人とも会わずに済むと思ったからです。

またバイトを辞めるとしても退職理由を「いじめにあったから」なんて上司に言いにくいですし、バックレても給料がもらえる事くらいは知っていたので胸の内で無断欠勤も考えてはいました。

 

ですが結果的にはバックレる事はしませんでした。

バイト先でいじめにあっていたとしても、バックレると以下のようなデメリットも考えられたからです。

 

また私の場合には有期契約のアルバイトで契約満了まではあと2か月くらいだったので、溜まっている有給を使用しながら、どうしても出勤したくない日には欠勤をすれば何とか満了日まで持ちこたえられると判断できたこともありました。

結局はバックレることなく契約満了まで勤めることができましたが、バイト先でいじめにあっていたとしても簡単に無断欠勤をするような選択は控えたい所です。

バイトの嫌がらせに仕返しはすべき？

バイトの嫌がらせに仕返しはすべきなのでしょうか。

確かにいじめというのは人を傷つける行為ですし、放置しておくとパワハラや自殺など大きな問題に繋がる可能性もあります。

 

私もバイト先でいじめにあった時、仕返しをしたいという気持ちも正直ありました。

私が何もしていないのにイジメてくる人間の考え方が理解できませんでしたし、「目には目を歯には歯を」という心情もあったからです。

まして私をいじめる集団の中には自分よりも年下の学生も含まれています。

年下に甘く見られるような状況に、単純に「悔しい」という耐え切れない気持ちもありました。

 

バイトの嫌がらせへの仕返しには以下のような方法が考えられます。

 

ですが反面、仕返しをするのが怖いという気持ちもありました。

バイト先のいじめ相手は集団。

仕返しをしたとしてもその何倍にもなって逆にやり返されてしまう事もあり得ます。

 

そして色々と考えた挙句、結局は嫌がらせに対しての仕返しはしない事に決めました。

仕返しをすると自分がその人たちと同類になる気がしましたし、後々になって自分のことが嫌になる気がしたからです。

確かに仕返しをすることに対しての恐怖感もありましたが、いじめをする人たちと同じレベルになりたくないという気持ちもあり、自分の感情を抑えて踏みとどまる事にしました。

 

今考えてみてもこの判断が良かったのかどうか分かりませんが、次の職場では前向きに仕事に励めたので結果的には良かったと思います。

バイト先での嫌がらせに対し仕返しをする場合には、後々の事もよく考えてから行動をするようにしたいですね。

 

いじめのターゲットになりやすい人は？

バイト先でも、いじめの対象になりやすい人というのは存在します。

主には以下のような人は嫌がらせをされるケースが多いです。

 

グループの中で孤立している人はいじめの対象になりやすいと言えます。

1人だと「反逆してこないだろう」と思われたり、性格的に「変わった人」と思われてしまう事もあり、バイト先でいじめのターゲットになるケースがあります。

 

気が小さい人もいじめの対象になりやすいと言えます。

いじめ集団からすれば「この人なら何を言っても抵抗してこない」として、平気で嫌がらせをしてくる事もあります。

 

リーダーや店長・お局さんなど、職場内で権力が強い人に嫌われてしまうと、それが周りに波及していじめのターゲットになってしまう事もあります。

トップに嫌われた人と仲良くすると自分もいじめの対象になってしまうという恐怖感もあり、周囲から人が離れていくケースもあります。

 

「真面目」というと良いイメージを持つ人も多いかと思いますが、中にはそれをうっとおしく感じる人もいるかもしれません。

性格や考え方は人それぞれで、中には「多少の息抜き・サボりは必要」「少しくらいなら手を抜いても分からない」と考える人もいます。

性格が真面目でそれを頑なに1人で押し通そうとすると、周囲からのいじめの対象になってしまう場合もあります。

 

人は他人のことが良く見えることがあり、それに対して嫉妬心を抱く人もいます。

「家がお金持ち」「美人・イケメン」「背が高い」「年齢が若くて羨ましい」など、嫉妬の原因になることは多々あります。

本人は何も悪くなくてもいじめの対象になってしまう場合もあり、難しい問題と言えます。

 

当たり前の話かもしれませんが、仕事をしなかったりサボり癖がある人もいじめのターゲットになる事があります。

周囲が一生懸命頑張っているのに1人だけ仕事をしないといった場合、当然に周りから反感を買います。

バイト先ではきちんと仕事をするようにしたいですね。

 

バイト先でいじめられたら辞めるべき？

最終的にバイト先でいじめにあった場合、どうすれば良いのでしょうか。

辛すぎて、もうバイトを辞めたいという人もいる事でしょう。

 

職場でいじめにあった場合、大まかに分けて以下の4つの行動が考えられます。

 

個人的に言えば、「これが正解」という選択肢はありません。

悪質ないじめに対して相手に仕返しをする事で状況が改善することもありますし、くだらない集団とは関わらず仕事に専念することで自分のプライドを保てる人もいる事でしょう。

もしくはきっぱりと諦めて退職をし、心機一転として次の職場で頑張ることも1つの道であり、辞めることが決して「逃げ」だとも思いません。

 

どのような選択をするにしても「自分が納得できる決断」をするべきであり、何も我慢する必要はありませんし、周囲の目を気にする必要もないかと思います。

無理をして体を壊しては意味がありませんし、これだけ多くのアルバイト求人があるのであなたに合った職場はきっとあります。

安心して働ける職場を見つけて、自分らしく働ける環境で頑張りたいですね。

 

まとめ

バイトでのいじめについて幾つか挙げてみました。

残念ながら、職場においてはいじめが少なからず存在します。

自分が原因でいじめが発生する場合もありますし、何もしていないのに嫌がらせを受けてしまう場合もあります。

悲しいことですが、人間というのは少し残酷な一面も持ち合わせているものなのかもしれません。

 

ですが社会に出れば色々な人がいますし、このような辛い経験も自分の肥やしになります。

いじめにあった時でも、それに対してどのように対応を取るかで、先々の自分の道が決まってくることもあります。

自分の道を見失うことなく、自分のやりたい事に目を向けて前向きに取り組めるアルバイトを見つけたいですね。

今回はバイトのいじめについて挙げてみました。