4時間のバイトはきつい?長いと感じる時の対処法は?
今回は4時間のバイトがきついかどうかについて挙げてみたいと思います。
アルバイトと一言に言っても、その労働時間は様々です。
フルタイムのように1日8時間程度働く人もいれば、時短で4時間程度バイトをする人もいます。
4時間と聞くと短いようにも感じますが、人によってはきついと感じることも。
今回はそんな4時間のバイトがきついかどうかについて触れてみます。
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4時間のバイトはきつい?
4時間のバイトはきついのでしょうか。
確かにフルタイムで働いている人からすれば4時間は短いと感じるでしょうし、普段から残業をしている人からすれば4時間では物足りないと感じる人もいるかと思います。
ですが以下のような人の場合には、4時間のバイトでもきついと感じることがあります。
学生や主婦の方など、本業の傍らでアルバイトをしている人もいます。
例えば学校の授業が終わってからバイト・夕方の家事の準備をするまでの間だけパートなど、空いた時間だけ仕事をするようなケースです。
これらの方々は授業や家事・育児など他の作業があるため、4時間のバイトでもきついと感じることがあるでしょう。
4時間のバイトであっても、週の勤務日数が多ければその分きついと感じる場合もあります。
例えば週5~6日出勤をしなければならない場合、1日4時間のバイトであっても面倒に感じる筈です。
この場合にはフルタイムにして週2~3日にする等、日数をまとめてしまった方がラクなケースもあります。
バイト先によっては人手不足で常に忙しい職場や、逆にやることがなく暇な職場もあります。
4時間のバイトであっても忙しい職場であれば体力的にきついでしょうし、暇すぎる職場であれば時間が経つのも遅く感じます。
たった4時間であったとしても、バイト先によって疲労の感じ方が違うケースは多々あります。
バイトに入社したてで新人の頃は、何かと覚えることが多いです。
また周囲との人間関係も慣れておらず緊張している時間も長いため、「早く時間が過ぎてほしい」と感じることもあるでしょう。
研修期間中は4時間程度の短い勤務時間になることが多いですが、それでも本人からすればきついと感じる場合もある筈です。
人によっては自宅から遠い勤務地をバイト先として選んでいる人もいます。
片道で1時間程度かかるとすると、4時間勤務の場合でも往復時間を含めると計6時間は必要になり通勤もきつくなります。
普段の通勤を考えると、あまりにも遠い場所をバイト先として選ぶのは避けておいた方が良いでしょう。
ダブルワークをしている方の中には、1日で2~3件のバイトを掛け持ちしている人もいます。
1つの職場が4時間程度の勤務であっても、トータルでは1日に10時間以上働く人もいます。
ダブルワークをする際には、自分の身体に無理が出ないようにシフトを組むことが大切です。
4時間でも長いと感じるバイトは?
4時間でも長いと感じるバイトには幾つかの特徴があります。
作業をしていて「もう1時間くらい経ったかな?」と思って時計を見ても、実際にはまだ30分も経過していない場合もあったりしますね。
特に以下のようなバイトは4時間でも長いと感じる場合があります。
- 暇な職場(お客さんが来ない)
- 忙しすぎる職場(一息する時間もない)
- ルーチンワーク(毎回同じ作業ばかり)
- 職場に時計がない(もしくは目の前に時計がある)
- 仕事に興味がない(つまらない仕事は長く感じる)
- ずっと立ち仕事(座りたい・足腰がつらい)
- 人間関係が上手くいってない(気まずい・怒られる等)
上記のように色々なケースがありますが、大抵の場合は「お客さんが来なくて暇すぎる」「仕事に面白みを感じない」といったケースが多いように思います。
そのため4時間バイトでも長いと感じてしまう場合、自分が少しでもバイトに興味を持てるように工夫をすることも大切です。
例えば仕事がなく暇な職場であっても、以下のように自分で「仕事を作る」こともできます。
- 作業場・オフィス内の清掃をする
- 資格の勉強をする
- 身の回りの書類の整理
- 効率の良い作業方法を考えてみる
- ロッカーの整頓
- 社員の仕事を手伝う
- 他スタッフの仕事を手伝う
- 新人スタッフの悩み・トラブル解決
- 職場のマニュアル作り
- スキルアップ(PCなど)
4時間のバイトでも長く感じるという人は、自分でバイトに取り組みやすい環境を整えてみるのも良いかもしれませんね。
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4時間バイトに休憩はある?
バイトが4時間の場合、休憩はどうなるのでしょうか。
「労働基準法」という法律では以下のようになっています。
労働基準法第34条
使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少くとも四十五分、八時間を超える場合においては少くとも一時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
つまり
- 労働時間が6時間超え~8時間以下の場合→少なくとも45分の休憩が必要
- 労働時間が8時間超え→少なくとも1時間の休憩が必要
というルールになっています。
そのため4時間のバイトの場合には、基本的には休憩を取る必要はありません。
ただし会社によってはトイレ休憩等を目的とした5~10分程度の「休息時間」を取らせてくれる会社もあります。
労働基準法で定められている休憩時間と異なり、休息時間は法令上の定めはなく休息時間中も給与が発生するのが通常です。
とは言え4時間のバイトの場合には、一般的には休憩時間は無いと考えておいた方が良いでしょう。
6時間のバイトはきつい?
6時間のバイトはどうでしょうか。
4時間よりもう少し収入を増やしたいという方は、6時間程度のアルバイトを希望する人もいるかもしれません。
6時間の場合には、4時間バイトと比較すると2時間だけ労働時間が増えることになります。
そのため多少ではありますが、その分だけ疲労が溜まりやすくなる事もあるでしょう。
また勤務時間が6時間を少しでも超える場合、上記でも挙げたように休憩を取る必要があります。
少なくとも45分の休憩を取る必要があり、その分会社内での拘束時間も長くなります。
中には以下のような理由により、バイト先で休憩を取りたくないという人もいるようです。
- 休憩はいらないので早く帰りたい
- 他スタッフがいて休憩室が気まずい
- 食事を摂ると眠くなる・身体が重くなる
- 食事代がかかる
- ダイエット中のため
そのためどうしても休憩を取りたくないという場合には、6時間以下の勤務を選ぶ必要があります。
また6時間以上の勤務をするとなると、社会保険加入のケースも出てきます。
原則として所定労働時間が週30時間以上の方は社会保険に加入する必要があります(平成28年10月からは適用対象の変更あり)。
社会保険に加入するとなると多くのメリットもありますが給与の手取り額も少なくなるので、それぞれの状況に合わせて時間をよく検討する必要があります。
4時間勤務や6時間勤務などアルバイトには様々な働き方がありますので、自分の希望に合った働き方を考えておきたいですね。
4時間のバイトはきつい?まとめ
4時間のバイトはきついかどうかについて挙げてみました。
一般的に考えれば、4時間という時間はあっという間です。
ですが学生さんや主婦の方など、人によっては4時間でもきついと感じることもあるでしょう。
人それぞれ自分に合った労働時間は異なりますので、無理なく働けるスケジュールを組むことが大切ですね。
今回は4時間のバイトはきつい?について挙げてみました。
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