ダブルワークの志望動機の例文8選。掛け持ちでも採用されるポイント
今回はダブルワークの志望動機の例文を幾つか挙げてみたいと思います。
働き方も多様化し正社員でも副業をする時代になり、現在ではダブルワークをする人も多く見かけます。
生活費の足しにしたり、空いた時間を有効に使うためにダブルワークをする人もいる事でしょう。
ですが履歴書に志望動機を書く際、ダブルワークについて書きにくいという人も意外に多くいます。
今回はそんなダブルワークの志望動機の例文の書き方を挙げてみます。
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ダブルワークの志望動機の例文は?
ダブルワークをする際、志望動機としてはどのような書き方があるでしょうか。
例文を幾つか考えてみます。
ダブルワークの志望動機例①
私は空いた時間を有効に使いたいと思い、この度の仕事に応募させて頂きました。
現在は○○の仕事をしておりますが夕方以降の時間が空いており、平日の17時以降は自由に働くことができます。
本業の会社でも副業は許可されており、前職にも○○の経験があるためすぐに仕事にも慣れていけると自負しております。
今後も余裕ができれば出勤時間を増やしていく事もできますし、土日は時間を問わず勤務が可能です。
責任感を持って取り組んでいきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
ダブルワークの志望動機例②
私は多くの会社で様々な経験を積みたいと思い、この度御社の求人に応募させて頂きました。
昔から○○が得意でメンテナンス等も出来ますので、特技を活かして御社のお力になれればと考えております。
現在は通信関係の仕事に就いておりますが、△△としての仕事の経験を積むことで自身のスキルアップに繋がると考えた事も志望のきっかけとなりました。
仕事に関しては一つ一つ確実・丁寧にこなしていく事を心掛けていきたいと思います。
一生懸命頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
ダブルワークの志望動機例③
私は経済的な事情から収入を増やしていきたいと考え、御社の求人に志望させて頂きました。
本業の会社での経営上の問題により収入が減ってしまった為、副業での仕事を検討しております。
また来年からは子供が進学を予定しており学費もかかるので、今から少しずつ収入を増やしておきたいと考えております。
本業の会社では副業を許可してくれておりますし、シフトを調整する事で週〇日程度は勤務することが出来ます。
また前職では△△の経験もありますので、即戦力として活躍していけると自負しております。
根気強く頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
ダブルワークの志望動機例④
私は新しい領域の仕事に挑戦していきたいと思い、この度御社の求人に志望させて頂きました。
現在では○○の仕事に就いておりますが、新たな分野での仕事を経験していく事で自分自身の経験になると考えました。
御社の製品には以前から興味があり、普段から購入し日常で使用させて頂いております。
御社では安全性を重視した製品作りを徹底していると伺い、御社の姿勢に共感を抱いた事も志望のきっかけとなりました。
本業の仕事に就いておりますが体力には余裕がありますので、シフトにも柔軟に対応させて頂けると思います。
消費者目線での感覚も活かしながら積極的にお仕事に取り組んでいきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
ダブルワークの志望動機例⑤
私は留学資金を貯めたいと思い、御社の求人に応募させて頂きました。
将来は語学を活かした仕事に就きたいと考えており、来年度以降は海外への留学を考えております。
そのため現在のアルバイトと並行して短期間だけ働ける仕事がしたいと思い、今回の短期アルバイトに応募させて頂きました。
また人と関わることが好きなので、コミュニケーション力を活かしたお仕事ができればと考えたことも接客業を選んだ志望理由になります。
期間中は最後まで責任感を持って取り組みたいと思いますので、宜しくお願い致します。
ダブルワークの志望動機例⑥
私は過去の経験を活かしてお仕事ができればと思い、この度応募させて頂きました。
以前に飲食店勤務の経験があり、ホールからキッチンまで店内の仕事全般を任されておりました。
貴店で提供されている○○の食材の取り扱い経験もあり、仕事にもスムーズに慣れていけると自負しております。
また現在勤めている会社との通勤経路内になりますので、移動も無理をせず出勤する事ができます。
協調性を大切にしチームワークを重視して仕事に取り組みたいと思いますので、宜しくお願い致します。
ダブルワークの志望動機例⑦
私は夏期の間に集中して仕事をしたいと思い、この度御社の求人を志望しました。
本業の会社の繁忙期が過ぎたため、〇月までは時間が空いておりダブルワークをしたいと考えております。
引っ越し作業は未経験ですが、体力には自信がありますのですぐに慣れていけます。
また接客から肉体労働まで様々な経験がありますので、作業にも臨機応変に対応していけると思います。
仕事に対しては正確・迅速に行っていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
ダブルワークの志望動機例⑧
私は深夜の時間を使ってアルバイトがしたいと思い、この度求人に応募させて頂きました。
昼間は本業の仕事がありますが短時間のため、夜の時間も無理なく仕事ができます。
また普段から夜型の生活でもあり勤務地が自宅からも近いので、体力的にも無理なく取り組んでいけると思います。
普段から貴店を利用させて頂いており、いつも丁寧な接客をして頂いているので印象が良く、今回の応募のきっかけになりました。
丁寧な接客を心掛けていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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ダブルワークの志望動機のポイントは?
副業やダブルワークを希望する場合、志望動機の書き方としても多少の工夫が必要です。
ダブルワークの志望動機のポイントは以下になります。
- なぜダブルワークをしたいのか
- 体力面など、仕事に支障は出ないか
- 働ける時間・曜日
- 自分のアピールポイントは何か
採用側からすれば、応募者がなぜダブルワークをしたいのか気になる所。
掛け持ちを希望する特別な事情があるのであれば知っておきたいというのが採用側の本音です。
ネガティブにならないように前向きな理由を考えておくと良いでしょう。
ダブルワーク希望者や副業希望者を採用しても、すぐに辞めてしまうケースが多いです。
実際にダブルワークをやってみると想像以上にハードである事が分かり、大半の人はすぐに離職してしまいます。
そのため時間や体力面に余裕がある事や仕事に支障は出さない事を志望動機としてしっかりと伝えておきましょう。
ダブルワークを始める際には、仕事だけの時間だけでなく自分の「休息時間」や「プライベート時間」もある程度は確保しておく事が肝心です。
ダブルワーク希望者を採用すると多いのが、遅刻や欠勤。
本業の会社で残業が発生したり疲労が溜まっている場合など、働ける曜日や時間が不定期になってしまうケースもあります。
そのため確実にダブルワークで働ける曜日や時間をあからじめ伝えておくと、会社側も安心して採用検討する事ができます。
ダブルワークとして志望動機を書く場合、自分のアピールポイントも伝えておきましょう。
採用担当者によっては、掛け持ちである事をマイナスと捉える事もあります。
そのため自分の強みであるアピールポイントと伝えておく事で、少しでもプラスとなる材料を示しておく必要があります。
「○○の経験がある」「シフトに柔軟に対応できる」など、採用したいと思われるようなアピールポイントを考えておきましょう。
ダブルワークの履歴書の書き方は?
意外に悩んでしまう事が多いのが、ダブルワークの履歴書の書き方。
過去にダブルワークをしていた・もしくはこれからダブルワークを希望する場合、履歴書の職歴欄にどのように記入すれば良いのか迷ってしまう事もあります。
過去にダブルワークをしていた場合、以下のように時系列で記入することができます。
平成28年 3月 | A株式会社 入社 |
平成30年 5月 | A株式会社 退職 |
平成28年 10月 | B有限会社 入社(アルバイト) |
平成31年 3月 | B有限会社 退職 |
時系列だと長くなってしまったり、まとめて記入したい場合には以下のように記入する事もできます。
平成28年 3月 | A株式会社 入社 (平成30年5月退職) |
平成28年10月 | B有限会社 入社 (平成31年3月退職) |
現在一社で既に仕事をしていて、これから掛け持ちする会社に応募する時の履歴書は以下のように記入できます。
平成30年 5月 | A株式会社 入社(パートタイム) |
現在に至る |
※「現在に至る」の部分は、「現在在職中」と記入しても良いでしょう。
また掛け持ち先の会社(新たに応募した会社)の採用担当者は、上記の履歴書を見て「今の会社を続けるのか」もしくは「退職する予定なのか」を尋ねてくると思います。
今後を左右する事ですので、ダブルワークとして働きたいのであればその意思をしっかりと伝えるようにしたいですね。
Wワークの記載なし?
求人誌やネット求人を見ると、「掛け持ちOK」とか「WワークOK」といった記載を見ることがあります。
最近では人手不足な会社も多いですし、会社員を初め副業が容認されてきている企業も多いので、応募者を広く募りたいという意図からこのような記載がされている事もあります。
ですが一方では、上記のような「WワークOK」などの記載がない求人もあります。
ダブルワーク希望者からすればこのような求人を見ると「この会社は掛け持ちOKなのかどうか?」と判断に迷ってしまう事もあるでしょう。
ダブルワーク・掛け持ちを禁止している会社には、以下のような懸念があります。
- ライバル企業にノウハウを知られたくない
- 本業に支障が出やすい
- 離職・人手不足に繋がる
- 会社の信用・ブランドの失墜
- 体力面など労働災害に繋がりやすい
- 情報漏洩・風評リスク
- 社会保険・残業時間などの管理
- 自社内のみでじっくりと人材を育てたい
結論を言えば、WワークOKかどうかは、「会社による」としか言えません。
求人にWワークの記載が無かったとしても実際には掛け持ちOKの会社も多くありますし、逆に「WワークOK」と記載があっても積極的には掛け持ちを歓迎していないような会社もあります。
こればかりは会社の意向次第となりますので、求人にWワークの可否が記載されていない場合には、バイト応募時に担当者に聞いてみるようにしたいですね。
ダブルワークの志望動機例まとめ
ダブルワークの志望動機の例文について幾つか挙げてみました。
ダブルワークと聞くと、どこかネガティブに捉えてしまう人もいるかと思います。
「掛け持ちだと落とされるのではないか」「ダブルワークだと採用されにくいかも…」など、消極的な印象を持つ人も多いようです。
ですが最近では企業側も副業やダブルワークに対して理解を示すケースも多いですし、ダブルワークを前向きに捉えることで印象も変わってきます。
学歴や職歴と異なり、志望動機は自分をアピールできる絶好の項目です。
会社側に「この人は採用したい」と思われるような志望動機を記入しておきたいですね。
今回はダブルワークの志望動機例文について挙げてみました。
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