「知人の紹介」の志望動機の例文5選。コネ入社のデメリットも解説
今回は知人の紹介で入社する場合の志望動機の例文について挙げてみたいと思います。
親や友人・知人や親戚など、周囲の人の紹介で会社面接を受けるケースもあるかと思います。
ですが紹介入社で悩んでしまうのが、その志望動機の書き方。
ただ「紹介を受けたから」「知人が勤めていたから」といった書き方では、マイナスな印象を与えてしまう事もあります。
今回はそんな知人の紹介で面接を受ける場合の志望動機例文について取り上げてみます。
スポンサーリンク
知人の紹介の志望動機の例文は?
仕事を始める際、知人紹介の志望動機としてはどのような例文があるでしょうか。
実際の例文を幾つか考えてみます。
私は過去の自分の経験を活かしてお仕事ができればと思い、この度御社の求人に志望させて頂きました。
以前に学習塾で講師としての指導経験があり、今回の添削のアルバイトにもその経験を活かせればと考えております。
教育の現場で仕事をしたいと思っていた所、この度知人から御社の紹介を受け、私もぜひ指導にあたらせて頂きたいと思い応募致しました。
添削や指導においては、生徒の目線に立った丁寧な指導を心掛けていきたいと思います。
根気強く頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
私は人と接するのが好きで多くのお客様と触れ合えるお仕事ができればと思い、貴店のレジのお仕事に応募させて頂きました。
コミュニケーションを取ることが得意で、年代を問わず周囲の方ともスムーズに仕事を進めていけると自負しております。
また貴店ではいつも明るい接客をしてくださるので私も是非働いてみたいと考えていた所、知人から御社を紹介して頂ける機会があり、今回の求人に応募させて頂きました。
お客様に気持ちよく利用して頂けるお店作りに貢献していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
私は将来にアパレル業界への就職を希望しており、将来に繋がる経験を積んでいきたいと思い、御社のアルバイト求人に応募させて頂きました。
普段から洋服が好きで、好きな洋服を着ることで自分自身にも自信が持てます。
特に○○ブランドは普段から利用させて頂いており、自分の好きなブランドの魅力を多くの人に伝えていきたいと考えるようになりました。
また貴店にはいつも接客してくださる知人がおり、私も○○さんのような販売員を目指していきたいと考えております。
お客様の立場に立った接客をしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
私は空いた時間を活かしてお仕事ができればと思い、この度志望させて頂きました。
子供も大きくなり昼間の時間は自由に使えるため、シフト勤務や残業にも柔軟に対応ができます。
昔から黙々と取り組める作業が好きで手先も器用な方なので、工場内での作業にも早く慣れていけると自負しております。
また共通の知人を通じて御社の事業内容を知る機会があり、自分でも御社のHP等を拝見した所、○○の製造に注力しているという事を知ったことも応募のきっかけとなりました。
衛生面に配慮し責任感を持って取り組んでいきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
私は大学に通っており、アルバイトを通じて学費を貯めていきたいと思い、貴店の求人に応募させて頂きました。
現在は一人暮らしをしており親の経済的な負担も考えて、出来るだけ自分で生計を立てていきたいと考えております。
貴店では申告制シフトであると伺い、通学をしながらアルバイトを続けやすい点にも魅力に感じました。
また大学の友人が勤務しており、店内の雰囲気がとても良いと伺っていた事も志望のきっかけとなりました。
1日でも早くお役に立てるように頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
スポンサーリンク
知人の紹介の志望動機のポイントは?
知人の紹介の志望動機では、どのような点に注意をして記入をすれば良いでしょうか。
応募者の本音としては「紹介を受けたから」なのかもしれませんが、それをそのまま志望動機として伝えてしまう事に不安を感じる人もいる事でしょう。
結論を言えば「知人から紹介を受けたから」というのは、志望動機としては弱い印象です。
採用者からすれば「ウチの会社の仕事や製品に興味はないの?」「あなたが入社後にやりたい事は?」「紹介さえあればどの会社でも良かったのでは?」とマイナスな印象を持たれてしまう可能性すらあります。
また知人の紹介と聞くと「受け身」のイメージが強く、応募者の積極的・自発的な印象が薄れてしまいます。
そのため知人の紹介がきっかけであったとしても、志望動機として書く場合には紹介である事は「添える程度」に記入すれば良いと思います。
もしくはケースによっては、紹介入社である事をあえて記載しない方が良い場合もあるでしょう。
知人紹介である事は控えめにし、会社や製品に対する興味や仕事への熱意・入社後にやりたい事など、意欲を感じられるような志望動機を書くようにしたいですね。
知人の紹介で入社するデメリットは?
知人の紹介で入社をする場合、コネがあるため入社しやすいというメリットがあります。
ですが入社をしてしまえばその後は知人紹介の利点はあまりなく、他のデメリット部分が目立ってくる事もあります。
知人の紹介で入社をした場合、どのようなデメリットがあるでしょうか。
知人の紹介で入社をした場合、辞めにくいケースがあります。
入社をさせてもらったという恩があるため、下手な辞め方をすると紹介者の顔をつぶしてしまう事もあり、中々辞めにくい場合が考えられます。
例えば仕事上でミスをしたり大きな損害を与えてしまった場合、紹介者に迷惑がかかる可能性もあります。
あなたの不注意による言動や行動が、紹介者側にも一定の影響を及ぼしてしまう事もあります。
人によってはコネ入社をあまり良く思わない人もいます。
時には社内で陰口を叩かれてしまったり、周囲に嫉妬を受けてしまう事もあるかもしれません。
コネ入社と思われないよう、仕事においても相応の努力が必要と言えるでしょう。
プライベートなど入社前は仲が良かったとしても、仕事上の付き合いを交わしていく中で知人との関係が悪化してしまったという例は少なくありません。
ノルマ競いや出世争いなど、ふとした事がきっかけで会社内では人間関係にヒビが入ることもあり、知人との友好な関係がいつまでも続く保証はありません。
ケースによっては知人との関係が悪化した時の自分の立場や状況を考えておく必要があります。
その知人はなぜあなたに会社を紹介してくれたのでしょうか。
もちろん善意で紹介をしてくれたケースが殆どかと思いますが、中には別の理由で紹介話を持ってきた可能性もあります。
人材紹介をすれば紹介者にインセンティブが入る・後任を連れてこなければ辞められないブラック会社など、紹介話の裏には何かしらの事情が潜んでいる場合もあります。
入社をする前にはそこがどのような会社なのか、事前にきちんと確認をしておきましょう。
知人の紹介の志望動機の例文まとめ
知人の紹介の志望動機の例文などについて幾つか挙げてみました。
当然ながら志望動機というのは、「あなたがその会社を志望する理由」です。
そのため志望動機には「紹介されたため」ではなく、あなたの仕事に対する熱意や、入社後にやりたい事を中心に記入しておいた方が良いでしょう。
また紹介入社には利点もありますが、それを上回るほどのデメリットが生じる場合もあります。
紹介云々ではなく、本当に自分が入社をしたい会社なのかどうか、じっくりと考えた上で応募をしたいですね。
今回は知人紹介の志望動機の例文について挙げてみました。
スポンサーリンク