バイトを2日で辞める時の電話のかけ方は?退職理由やトーク例も解説
今回はバイトを2日で辞める時の電話のかけ方について挙げてみたいと思います。
面接を突破しなんとか入社できたアルバイト。
ですが実際に始めてみると仕事が自分に合わなかったり人間関係が馴染めず辞めてしまいたいと感じる事もあります。
中にはバイトを2日程度で辞めてしまう人も。
もし電話で辞めることを伝える場合、どのように伝えれば良いのでしょうか。
今回はそんなバイトを2日で辞める時の電話のかけ方について挙げてみます。
スポンサーリンク
目次
バイトを2日で辞める時の理由は?
バイトを2日程度で辞める場合、退職理由にはどのような事情が考えられるでしょうか。
2日という短期間で辞めるからには、それなりの理由が必要と言えそうです。
ここでは退職理由を幾つか挙げてみます。
「体調が思わしくない」「持病が悪化してしまった」など体調の理由が挙げられます。
仕事が継続できないほどの体調の悪化であれば、退職理由となる場合もある事でしょう。
「親が体調を崩してしまった」「介護の迎えをしていく事になった」など、家庭の事情を理由に退職するケースが挙げられます。
大学生など、急に授業やゼミの課題が増えてしまった為、バイトを辞めさせて欲しいという理由です。
学校には課題や授業の他にも行事やイベントなどもあるため、それらを理由にバイトを辞めてしまう人もいます。
面接時に職場見学がない場合、入社してみたらイメージしていた職場環境と違ったというケースがあります。
イメージ違いを理由としてバイトを辞めるケースが考えられます。
アルバイトの仕事は実際に作業をしてみないとその辛さは分からないものです。
2日間だけでもやってみてきついと感じ、退職をさせてもらいたいと感じることもあるでしょう。
元々の契約内容と仕事内容が異なる時に使われる退職理由です。
契約書や求人誌に記載されていた内容など、最初に提示された条件と異なる場合にはこの理由が使われることもあります。
高校生など、親にバイトがばれてしまったので辞めたいという場合です。
バイトで帰り時間が遅くなって怪しまれたり、バイト先のユニフォームを持ち帰ったことでバレてしまうケースが考えられます。
バイトを2日で辞めるために電話をかける場合には、必ずと言っても良いほど理由を聞かれます。
また2日という短期間のため「もう少し頑張ってみたら?」「しばらく続けたら仕事には慣れてくるよ?」などバイト先から引き止められる事もあるでしょう。
始めたばかりのアルバイトさんが2日間で辞めてしまうというのは、会社としても教育コストや募集費が無駄になってしまう場合もあるため、正直痛手でもあります。
本当に2日間でバイトを辞めてしまっても良いのかどうか、今一度冷静になって自分の気持ちを整理してから決めるようにしましょう。
バイトを2日で辞める時の電話のかけ方は?
バイトを2日で辞める時の電話のかけ方として、どのような例が考えられるでしょうか。
ここではバイトを辞める時の簡単な例を挙げてみます。
あなた:○○店長、お疲れ様です。お忙しいところ申し訳ありませんが、今、少しお時間を頂けませんでしょうか。
店長:大丈夫だよ。どうしたの?
あなた:実は退職のご相談がございます。入社早々で大変申し訳ありませんが、退職させて頂きたいと考えております。
店長:えっ?まだ入社して2日だよ?何かあったの?
あなた:実は先日病院に行った所、体に異常が見つかり長期の通院が必要になりました。
長期的な休養が必要になりましたので、今後は体調の回復に専念していきたいと考えております。
店長:そうか。どうしても勤務は難しそう?シフトだったらある程度調整できるよ?
あなた:はい、定期的に通院していく予定なのでシフト通りに出勤をしていくのが難しくなりそうです。
急なお話で申し訳ございませんが退職をさせて頂きたいと思います。
店長:分かりました。それでは退職の手続きがありますので○日までに一度会社に来れますか?
あなた:かしこまりました。この度はご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。宜しくお願い致します。
上記は簡単なトーク例ですが、2日間で辞めるという事もあり話が決裂する可能性も十分に考えられます。
後述するように、アルバイトの場合は基本的には会社側の承諾がなければ2日間で辞めることはできません。
また入社すぐの退職という事もあり、このようなケースでは電話ではなく対面できちんと話した方が良い場合もあります。
すぐに辞めたいという気持ちも分かりますが、会社側ともよく話し合った上で決めるようにしましょう。
スポンサーリンク
バイトを2日間で辞めることはできるの?
そもそもアルバイトを1日や2日間で辞めてしまう事はできるのでしょうか。
すぐにアルバイトを辞めることができるのか、どうか気になる人もいるかと思います。
一般的なアルバイトのように雇用の期間の定めのない契約であれば、退職したい日の2週間前までに辞めることを伝えれば法律的にも問題なく辞められます。
民法第627条
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。
この場合において、雇用は解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
逆に言えば、退職の申し入れから2週間が経過するまでは雇用契約は終了せず、2日間で辞めることは難しいと言えます。
ですが必ずしも即日や2日間で退職ができない訳ではなく、あくまで「会社側の合意」がある場合にはすぐに辞めることが可能な場合もあります。
そのためまずは店長さん等に事情を説明し、辞められるかどうかを相談してみる事から始めるのが良いでしょう。
また上記のように法律上では二週間前の申し入れが必要となっていますが、現実的にはバイトを辞める際には1~2か月前にはあらかじめ告げておくのがマナーと言えます。
会社側とすれば引き継ぎの問題もありますし人員の募集や教育期間も考えなくてはなりません。
自分の事情だけではなく会社側の立場も考慮した上で相談をするようにしたいですね。
バイトを1日でバックレてしまったら?
バイトを1日でバックレてしまう事は、法律的に言えば民法709条の「不法行為」にあたる可能性があります。
そのためアルバイト先から損害賠償請求をされる可能性もゼロとは言えません。
ただし現実的には、バイト従業員がバックレた分の損害を具体的に算出・証明することが難しいため、実際に賠償請求されるようなケースは稀ですが、とは言えやはり1日でバックレるような事はしてはいけません。
またバイトをバックレてしまうと、お店側にも迷惑がかかりますし周囲のスタッフの仕事量が増える可能性もあります。
自分自身の問題としても、1日でバックレてしまうような事が続くと逃げ癖が付いてしまい、今後の人生にとってもマイナスに繋がる可能性もあります。
どうしてもバイトを辞めたいと思ったらバックレるような事はせず、まずはお店側に相談をしてみるようにしたいですね。
短期バイトを辞める場合には?
短期バイトを辞める場合にはどうすれば良いでしょうか。
最近では派遣バイトなど、短期のバイトを繰り返して働いている方も多いようです。
短期の仕事のようにあらかじめ期間の定めのある契約においては、基本的にはその契約期間内を最後まで就業することが前提となります。
つまり契約期間中の身勝手な退職はできず、あくまで契約満了日まできちんと勤めるのが基本という事です。
ですが「やむ負えない事情」がある場合など、労働者側に特別な事情がある場合には契約期間中でも辞められる場合があります。
ここで言うやむ負えない事情とは、例えば怪我や病気療養・介護などの理由が考えられるでしょう。
そのためどうしても短期バイトを辞めたい事情が発生した場合には、まずは雇用主に相談をしてみるようにしたいですね。
バイトを2日間で辞める時の電話まとめ
バイトを2日間で辞める時の電話のかけ方などについて挙げてみました。
会社の承諾がある場合を除き、基本的にはバイトを2日間で辞める事はできません。
ですが理由を説明した上で相談をしてみると、事情によっては退職を承諾してもらえる場合もあります。
どうしても即日や2日間で辞めたい事情がある場合には、まずは会社側に相談をしてみる事から始めてみてはいかがでしょうか。
今回はバイトを2日で辞める時の電話について挙げてみました。
スポンサーリンク