バイトの仕事を覚えられないから辛い..。今すぐ実践できる対処法とは

今回はバイトの仕事が覚えられないケースについて挙げてみたいと思います。

アルバイトに入社してからは色々な仕事を覚える必要があります。

例えば接客業でも、レジ・品出し・調理・清掃など覚えなければならない業務は様々。

いつまでも仕事が覚えられず、中には辛い気持ちになってしまったり途中で辞めたくなってしまう人もいます。

ですがバイトで覚えられない人でも、ちょっとした工夫や気持ちの切り替えをする事で大きく改善することも。

今回はそんなバイトが覚えられない時の対策を考えてみます。

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バイトで覚えられない対策は?

バイトの仕事が覚えられない場合、どのような対策があるのでしょうか。

職場で仕事が覚えられない時の改善方法を挙げてみます。

 

メモ&実践

バイト先ではメモを取るように言われる事も多いです。

先輩に聞いたことを手を動かしてメモする事で記憶に残りやすくなりますし、後からメモを見直すこともできます。

またメモを取るだけでなく、それを活かして実際に自分で動いて実践してみる事で、体が一連の作業の流れを覚えるようになります。

バイトで覚えられない人は、まずメモを取りそれを元に実践に移してみましょう。

学習には「インプット+アウトプット」が大切です。

 

シフトに多く入る

もし時間的な余裕があれば、シフトに多く入ってみるのも1つの方法です。

週2回のシフトの人よりも、週5日シフトの人の方が上達が早くなるのは当たり前です。

体に無理をしてまで仕事詰めにする必要はありませんが、バイトが覚えられない人はスケジュールに余裕がある時に積極的にバイトを入れてみるのも良いでしょう。

 

マニュアルに目を通す

バイト先によっては、マニュアルが作成してあったり常備してある会社もあります。

特に大手など有名企業であれば、大抵の場合は業務マニュアルなどが備え付けてあるはずです。

もしアルバイト従業員が目を通して良い内容であれば、空いた時間にマニュアルに目を通す癖を付けるのも良いでしょう。

マニュアルを隅々まで熟読することで、先輩や上司が知らなかった内容まで覚えられる場合もあります。

 

何度もシュミレーションする

いくら仕事の知識が頭の中に入っていても、それを実践で活かせない人もいます。

断片的な知識だけが頭の中に散らばっていて、その知識がまとまっていなかったり繋がっていないため、実際の業務でスムーズに動けない場合もあります。

そのような場合には自分の頭の中で、何度もシュミレーションを立ててみるのも1つの方法です。

「もし○○の調理中に別のオーダーが入ったらどうするか」「もし○○の作業をしている時にお客さんが並んでしまったら?」など、頭の中で何パターンもシュミレーションをしておく事で知識が整理されてきますし、自分が理解していない点の発見にも繋がります。

電車に乗っている時やお風呂に入っている時など、暇な時間があれば頭の中で何度もシュミレーションしてみるのも良いでしょう。

 

期間を区切る

バイトで覚えられない人の中には、焦って「あれもこれも」といっぺんに仕事を覚えようとする人もいます。

ですが特別な人でない限り、すぐに全ての業務を覚えることは出来ません。

そのため期間を区切って、1つ1つ作業を覚えていく事が大切です。

例えば「今日は○○の仕事を覚えられるようにしよう」「今月末までには○○の部門は完璧にしよう」など、自分なりに期間の目途を決めてじっくりと仕事を覚えていくようにしましょう。

 

自分のペースで

バイトで仕事が覚えられない人は多くいますが、仕事を覚えるのは自分のペースで構いません。

確かに会社によっては研修期間があったり、2週間程度の教育スケジュールが定められている場合もあります。

ですがそれはあくまで会社側が定めた期間であり、その間に仕事を完璧に覚えなければならない訳ではありません。

もしくは仕事が覚えられないとしても、教育担当者の教え方が悪い場合もありますし作業量が多すぎる場合もありますので、あなただけが落ち込む必要はありません。

これは個人的な意見ですが、要領がよく覚えが早い人ほどすぐに辞めてしまうケースも多いですし、逆に不器用でもじっくりと覚えようとする人は長続きする傾向があるような気がします。

自分のペースで落ち着いてじっくりと仕事を覚えていくようにしましょう。

 

分かったふりをしない

バイト先で覚えられない人の中には、「分かったフリ」をしてしまう人もいます。

分かったふりをしてしまうのは、「何度も質問するのが申し訳ない」という気持ちであったり、「聞くのが恥ずかしい」とプライドが邪魔をしている場合もあるのかもしれません。

ですが理解していないのに分かったフリをするのは一番良くないですし、そのままだと仕事上でも思わぬトラブルや事故を招く可能性があります。

分かったふりをせず、疑問に思うことは積極的に質問をしていきましょう。

 

質問しやすい先輩を見つける

バイト先では残念ながら、必ずしも相性の良い先輩ばかりではありません。

あなたが積極的に質問をしているのに、指導を面倒くさがる先輩もいるかもしれませんし、教え方があまり上手でない先輩もいます。

もしそのような事があれば、自分が質問しやすい上司や教え方が分かりやすい先輩を見つけるのも1つの方法です。

また色々な人とコミュニケーションを取ることで、「仕事を早く覚えたいんだな」というあなたの熱意が周囲に伝わり、職場での居心地が変わることもあります。

 

時間が解決する

バイトを始めて1~2か月というのは、仕事が覚えられず辛いと感じることも多いです。

考えてみれば入社当初というのは、覚えることも沢山ありますし周囲との人間関係にも馴染めておらず、辞めたくなるのも分かります。

ですが例えば辛抱して3か月~半年程度続けてみると、仕事が覚えられなかった入社当初の日々が嘘のように感じられ、悩んでいた事が意外に「大したことではなかった」と痛感することもあります。

今が辛いとしても時間が解決するものと割り切り、目の前にあることを1つずつ乗り切っていきましょう。

 

興味ある仕事を選ぶ

そもそも論になってしまいますが、自分に興味があることをそうでない事では、仕事の習熟度に差が出るのが普通です。

自分が好きな分野の仕事であれば自然に興味が沸きますし、自分の担当職以外のことも気になったりもします。

そのためバイトで覚えられない人は「自分に興味がある仕事を選ぶ」を優先的に選んでみることも有効です。

またもし既に入社してしまっているのであれば、バイト先で自分が楽しいと思えるように作業の工夫をしてみるのも良いでしょう。

 

プライドを捨てる

バイト先で仕事が覚えられない人の中には、プライドが高い人もいるのかもしれません。

「何度も質問するのが恥ずかしい」「物覚えが悪いと思われたくない」など、自分のプライドを保つために積極的になれない事もあるでしょう。

ですが入社当初というのは恥をかくものです。

最初は出来なくて当たり前であり、周囲に対して見栄を張る必要は何もありません。

自分が初心者である事を認め、プライドを捨てて積極的に質問をしていきましょう。

 

バイトで覚えられないから辛い?

バイト先で覚えられない人の中には、辛くて辞めたいと感じている人もいる事でしょう。

仕事が覚えられない場合、以下のような感情にかられる事があります。

  • 何度も教えてくれる先輩に申し訳ない
  • 自分の覚えの悪さに嫌気がする
  • 周囲に「仕事ができないやつ」と思われてないか
  • すぐに覚えようとするほど、気持ちばかり焦る
  • もう3か月も経つのに覚えられない..
  • このままだと後輩に抜かれそう
  • 失敗するのが怖い…
  • ここで辞めてしまうのは「甘え」なのか?
  • 先輩方が親切なだけに余計に心が痛む

 

ですが先ほども挙げたように、最初は仕事が覚えられなくて当たり前です。

分からない事があってもメモに書き出したり自分から質問をするなど、積極的に仕事を覚えようと努力しているのであれば、必要以上に自分を責める必要はありません。

 

また悪い言い方をすれば、本当に職場があなたを必要としていないのであれば、会社側からストップをかけてくれます(部署の変更・クビなど)。

逆に言えばそのような指示がないうちは、あなたはまだ会社から見放されていないと考えても良いのかもしれません。

もちろんそれに甘んじて努力を怠るのはNGですが、チャンスがあるうちは全力で頑張ったほうが良い結果に繋がる筈です。

 

これはあくまで私の経験上の話ですが、バイトで覚えられずに悩んでしまう人の中には「良い子」が多いような気もします。

真面目すぎる子であったり優しすぎる人の中には、自分を必要以上に責めてしまう人がいるのも事実です。

ですが時には良い意味で「図々しさ」を持つことも大切です。

バイトで覚えられない事があって辛くても悩み過ぎずに、じっくりと自分のペースで学んでいくようにしましょう。

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飲食店のバイトで覚えられない場合は?

飲食店のバイトで仕事が覚えられずに辛いという声を聞くことはよくあります。

飲食店の仕事が辛いと感じやすいのは、以下のような理由が考えられます。

  • 接客業である(来店客が多い・クレームなど)
  • 覚えることが多い(メニュー表・調理方法・オーダー・接客など)
  • チームワークが必要(ホール・キッチン間での連携など)
  • 肉体労働が多い(配膳・調理・食器洗い・清掃など)
  • 嫌がられる仕事(食べ残しの洗浄・食品の廃棄・油まみれになる等)
  • 時給が安い(労働量の割には賃金が高くない)
  • 人手不足(常に人員が足りていない)

 

飲食店では仕事も多岐に渡りますし、最初は作業を覚えられないことも多いでしょう。

そのため飲食店バイトで慣れるには、以下のような工夫も必要です。

 

優先順位をつける

忙しい飲食店バイトでは、一度に多くの作業が発生してしまう事も珍しくありません。

オーダー取り・料理運び・レジ・ご案内など、その時の状況に応じて素早く優先順位を付けられる能力も必要です。

バイトで覚えられない人でも優先順位を付けていく事で、仕事を効率的にこなせるようになります。

 

次を先読みする

飲食店内でスムーズに動くには、次にどのような行動をするべきか常に予想しながら動くことが大切です。

飲食店の仕事が覚えられない人の中には、仕事が発生した時になって始めて動き出す人もいます。

例えば「あそこのテーブルはグラスが空いたからドリンクを頼みそう」「〇時までにバッシングを終わらそう」「食事が終わった後を見計らってデザートを提供する」など、次の展開を予想しながら行動するクセを付けることが大切です。

バイトが覚えられない時には、ボーっとしてしまう待ち時間をできるだけ作らないように、常に考えて動きましょう。

 

メニューを覚える

飲食店の場合、自店のメニュー表を覚えるようにしましょう。

どのようなメニューがあるか把握していないと自信が持てませんし、お客さんからメニューの説明を求められる事もあります。

使用する食材を聞かれる事もあれば、メニュー表にないイレギュラーな注文を受ける事もあるでしょう。

空いた時間にメニューを覚えたり自社のHPを確認するなど、早めにメニューも覚えるようにしましょう。

できれば自分で実際に食してみるのもメニューを早く覚えるコツです。

 

周囲へのフォロー

飲食店ではチームワークも大切です。

飲食店では自分1人で作業を進めている訳ではなく、スタッフ全員で協力をしながら運営をしています。

周囲へのフォローができる人は自分がピンチの時にも助けてもらえますし、お店からも重宝されます。

仕事が覚えられなくても、周りに困っている人がいたら積極的にフォローに回るようにしましょう。

 

失敗を恐れない

バイトで覚えられない時には、失敗をしてしまう事もあります。

ですが失敗を恐れて消極的になると、その時点で成長は止まってしまいます。

「ミスをする→改善する」を繰り返すことが、仕事を早く覚えるポイントにもなります。

失敗を恐れず、積極的に行動していくようにしましょう。

 

一言を添える

飲食店であれば当たり前のことかもしれませんが、お客様に対しての”一言”は大切です。

「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」はもちろんですが、「こちらお下げして宜しいですか?」「こちらのお席にお願い致します」「こちら段差がありますのでお気を付けください」「またのご来店をお待ちしております」など、店員のちょっとした一言でお店の印象がガラッと変わることもあります。

飲食店では人との接し方が肝心です。

バイトが覚えられない間でも、お客さんに対して丁寧に接することは忘れないようにしましょう。

 

笑顔を忘れない

飲食店である以上、スタッフとして笑顔は忘れないようにしたい所。

お客さんに対してはもちろん、同僚や先輩に対しても出来るだけ良い対応を心掛けましょう。

飲食店では忙しくバタバタする事も多いですが、忙しい時ほど笑顔を忘れないようにしたいものです。

またバイトで覚えられなくても、笑顔で仕事を頑張っていれば許される事もあります。

皆が気持ちよく働ける雰囲気作りに協力していきましょう。

 

半年経ってもバイトが覚えられない彼

私の以前の職場で、新人さんが入ってきたことがありました。

私より5つほど年下の男の子で、アルバイト入社です。

少し天然っぽい子でおっとりとした感じの子でしたが、周囲からもそんな雰囲気が慕われていました。

 

ですがその子は入社して半年近く経つのに、未だに仕事が覚えられません。

基本的な業務も中途半端にしか出来ませんし、お釣りを間違えて渡したりお客さんをイライラさせる事は日常茶飯事です。

そのくせ注意されるとふてくされる事もあったり、周りの従業員にクスクス笑われても本人は気に留めず、指導役としても手を焼いていました。

ですがお説教をするにも先輩にあたる人の紹介入社という事もあり、あまり強くは言えません。

 

その調子で入社からなんとなく半年以上経過していましたが、逆にふと思ったことはこの子「メンタル強いな」ということ。

私が同じ立場だったら、毎回ミスをして周囲に笑われるような雰囲気には耐えられません。

もちろんバイトをいつまでも覚えられないのは褒められることではありませんが、彼の図太さは多少学ぶべき点があるような気もしました。

仕事をする際には辛いこともありますが、それに耐えられる芯の強さも大切なのかもしれませんね。

 

バイトを覚えられないから辞めたい?

バイトが覚えられない人の中には、辛くて仕事を辞めたいという人もいるかもしれません。

自分でも頑張らなくてはいけないと思いつつ、周囲に迷惑ばかりかけている自分が情けなくなってくる事もあります。

 

自分にとって仕事がどうしても合わない場合、アルバイトを辞めても良いと思います。

バイト期間が三か月であれ半年であれ、辛い日々が続くようであれば退職をして次の職場で心機一転を図るのも1つの方法です。

得意・不得意は人によって異なりますし、新しい職場に移って周囲の人間が変わり上手くいくケースもあります。

 

ですがバイトを辞めたいと思った時、考えておきたいのは「自分が納得するまでやったかどうか」です。

全力でやった結果、自分がしっかりと決断をして辞めるのであれば、それは逃げではありません。

逆に納得しないまま中途半端に辞めてしまうとその気持ちを引きずってしまいますし、次の職場でも同じことを繰り返してしまう可能性もあります。

バイトが覚えられない場合でも、まずは自分を振り返って本当に辞めるべきかどうか、じっくりと考えて答えを出したいですね。

 

まとめ

バイトで仕事が覚えられない場合について幾つか挙げてみました。

入社した当初はバイトの仕事が覚えられないのは当然です。

覚えることも沢山ありますし、馴染めない周囲との人間関係に悩むこともあるでしょう。

色々なプレッシャーもあるかと思いますが、あまり自分を責めすぎずじっくりと仕事を覚えていくことが大切です。

色々なお仕事に挑戦して、自分らしく働けるアルバイトを見つけたいですね。

今回はバイトが覚えられないケースについて挙げてみました。

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