バイトで早朝手当が付かない理由は？深夜手当が付くのはなぜ？
今回はバイトの早朝手当について挙げてみたいと思います。
朝早くからの勤務は大変ですね。
特に真冬など、布団から出たくない寒い時期の早朝勤務は過酷だと思います。
朝早くからアルバイトをする場合、「早朝手当は付くの？」と考える方もいるのかもしれません。
確かに深夜手当は付くのに早朝手当がない会社の場合、不公平感を感じる人もいる事でしょう。
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バイトで早朝手当は付く？
バイトで朝早くに勤務をした場合、早朝手当は付くのでしょうか。
残念ながらアルバイトでは早朝手当は付かない会社の方が多いです。
まず時間外労働については、労働基準法で定められています。
法律では割増賃金になるケースとして主に以下の3種類があります。
アルバイトでも「1日に8時間、1週間に40時間」を超えて労働させてはいけないことになっています。
この時間を超えた場合には法定時間外労働とみなされ、会社は通常の賃金の25%以上の割増賃金を支払うことが義務づけられています。
深夜労働割増はご存知の方も多いかと思います。
午後10時から翌日午前5時までの間に勤務した場合には割増賃金として25％以上が支払われることになります。
休日労働割増は労働基準法で定められた法定休日に働いた場合に支払われます（土日祝＝法定休日というわけではありません）。
この場合は､通常の賃金の35％以上の割増賃金が支払われることになります。
つまり早朝手当というのは法律で決められた規定ではありません。
あくまで会社側の就業規則や給与規定の範囲内で決められるものであり、早朝手当が支払われないからと言って法律違反ということにはなりません。
朝の眠い時間帯に勤務するのに早朝手当が付かないのが納得できないという方は、他の時間帯を検討してみても良いかもしれませんね。
深夜手当が付くのはなぜ？
早朝手当が付かないのに深夜手当が付くのはなぜなのでしょうか。
人によっては、深夜帯でも早朝でもさほど辛さは変わらないと感じる人もいるかもしれません。
基本的には人間の生活は、日中に活動し夜は眠るというサイクルを繰り返しています。
深夜手当が付くような深夜帯に労働して日中に睡眠を取るというサイクルはイレギュラーな生活リズムであり、体調を崩しやすくなる事も考えられます。
また昼間労働に比べても、深夜の労働は身体にも負担がかかりやすくなると考えられます。
そのため通常勤務とは異なる待遇として、午後10時から翌午前5時までの労働は深夜労働として25％以上の割増賃金を支払わなければいけない事になっています。
確かに早朝バイトも身体に負担がかかる事はあるかもしれませんが、やはり深夜労働の方が負担が多いという事も言えるのではないでしょうか。
バイトのヘルプの給料はどうなるの？
バイトのヘルプとはチェーン店や系列店などに臨時として働きに行くことを指します。
「○○店にヘルプで行ってきてくれる？」等と指示された経験がある人もいるのではないでしょうか。
特に他店舗でも働けるベテランスタッフや、仕事に慣れたスタッフがヘルプで行かされるケースが多いでしょう。
バイトでヘルプに行った場合、ほとんどのお店では給料は変わりません。
つまり現在働いている店舗の時給が適用されているという事です。
たまにお店や会社によってはヘルプ先の時給を適用する事になっていたり特別手当が出るケースもありますが、そのようなお店は割と少ないと思います。
またヘルプの場合には時給の他にも、交通費はどうなるのか・残業代の支給などについてもしっかりと把握しておきましょう。
早朝手当が付くバイトは？
会社やお店によってはアルバイトに早朝手当を付けている所もあります。
ここでは早朝手当が付くアルバイトを幾つかご紹介します。
ミスタードーナツでは早朝手当を付けているようです。
さすが大手の会社さんですね。私が見た求人では早朝時給が100円アップしていました。
朝が得意でドーナツが好きな方には良いかもしれません。
ドトールでも早朝の時間帯は時給をアップしているお店があるようです。
私の近所では早朝の6時から時給1250円になっていました。
モーニングなど忙しい時間帯があるカフェ店では早朝手当を支給している店舗が他にもあるかもしれませんね。
郵便局でも早朝の勤務には早朝手当が付くことがあるようです。
私が見た求人では早朝手当が300円付いていました。
仕分けなど郵便局のお仕事に興味がある方には良いかもしれませんね。
コンビニのバイトでも早朝の時間帯は時給をアップしている店舗があります。
店舗にもよりますが時給を50～100円程度上げているコンビニ店も多いでしょう。
特に駅前など朝のラッシュ時間帯に混み合う店舗は忙しいかもしれませんね。
バイトの早朝手当まとめ
アルバイトの早朝手当について幾つか挙げてみました。
早朝手当は法律で決められているものではないので、手当が付く会社とそうでない会社があります。
ですが朝早くの勤務は慣れると気持ちが良いですし、1日の良いスタートが切れます。
早朝手当が付くかどうかに関わらず、早起きが得意な方は朝のお仕事に挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。
また早朝だけでなく、男性向けの夜のバイトについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
今回はバイトの早朝手当について挙げてみました。
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