コールセンターを研修中にクビになる7つの理由
今回はコールセンターを研修中にクビになる理由について挙げてみたいと思います。
アルバイトや派遣のお仕事の中でも人気職でもあるコールセンター。
比較的時給も高く、未経験でも始められる事から女性を中心に人気があります。
ですが始めやすい反面、離職率が高いのもコールセンターの特徴。
中には研修期間中にクビにされたという人もいるようです。
今回はそんなコールセンターを研修期間中にクビになる理由について挙げてみます。
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コールセンターを研修中になるクビになる理由は?
コールセンターを研修中にクビになってしまう場合、どのような理由が考えられるでしょうか。
幾つか挙げてみます。
コールセンターによっては、入社後にも足切りの着台試験があるケースもあります。
座学やスクリプトの読み流し・ロープレ・実際のお客様相手と電話口で会話をする(OJT)といった内容で、担当者がモニタリングをして内容を聴いています。
その会話の中で不適切な対応があったり謝った案内があった場合など、あまりにも対応が悪い場合には解雇されてしまったり派遣会社に連絡がいった上で契約打ち切りとなる事もあります。
特に着台判定があるコールセンターは研修中にクビになってしまう可能性もあります。
これは労働者(オペレーター)側に問題があるケースですが、研修期間中に遅刻をしたり欠勤が多いと、研修期間中でもクビになってしまう可能性があります。
特にコールセンターの研修期間中に欠勤をされてしまうと、後日出勤をしてきたとしても研修に付いていけなくなり周囲にも迷惑がかかるため、契約が打ち切りとなる場合があります。
コールセンターにはコールセンター長の他にも、スタッフの育成や指導・マネジメント等を行うSV(スーパーバイザー)がいます。
各ブースを数名のSVで取り仕切っているコールセンターも多く、SVと相性が悪かったり仲が悪いと仕事がしにくくなる事もあります。
これは実際にあった稀なケースですが、ある男性スタッフがSVと喧嘩をし暴力事件を起こし、すぐに派遣会社の責任者を呼び出され即刻クビとなった事例もありました。
またSVだけでなく既存スタッフと相性が合わなかったり、同期メンバーと上手くいかずに辞めてしまう人もいます。
スタッフ本人はやる気があっても、研修に付いていけない場合もあります。
確かにコールセンターによっては研修レベルが高かったり、研修の進め方が早い・覚えることが多過ぎるといった場合もあり、特に未経験者の場合には研修に付いていけないといった事態も起こり得ます。
そのためあまりにも研修中の習熟度が低いと、お呼びがかかりコールセンターの研修期間中にクビになってしまう事もあります。
コールセンターはお客様とお話をする事が仕事です。
ですが研修中にはスタッフの思わぬ癖に気付くことがあります。
例えば方言が聞き取れない・早口すぎる・敬語ができない・息を吸い込む癖など、スタッフによってそれぞれ癖があったりします。
治せる程度の癖であれば問題ありませんが、あまりにも酷い場合には研修期間中でもお仕事を辞退(クビ)してもらう場合もあります。
コールセンターではクレームはよく起こります。
特にお客様はコールを待たされている状況が多く、待ち呼がよく点滅している時などはクレームが起こりやすい場合もあります。
コールセンターの研修期間中でもOJTで実際のお客様とお話をするケースがありますが、新人スタッフの中にはクレームを引き起こしやすい人もいます。
特に自信の無さが声に伝わってしまう人や、すぐ感情的になってしまう人は要注意と言えるでしょう。
OJTの段階からあまりにもクレームを多発する人は、やはりコールセンターの研修期間中でもクビになってしまう可能性があります。
コールセンターでは多くの人が入社をしてきますが、中には感情的になりやすい人もいます。
上司に怒られると泣いてしまう人・お客様に苦情を言われると腹を立てて感情的になる人も中にはいます。
コールセンターでは日々多くのお客様から電話がかかり、色々なトラブルを抱えるお客様の対応をする事になるため、常に冷静な対応や判断力が必要とされます。
そのため研修段階であまりにも感情的になりやすく適性がないと判断された場合には、残念ながらクビとなってしまう場合があります。
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コールセンターで研修中にクビにする事に問題は?
コールセンターで研修中にスタッフさんをクビにしてしまう事に問題はないのでしょうか。
通常のアルバイトなど、確かに試用期間が始まって14日以内の者を解雇する場合には、解雇予告や手当は不要ということになっています。
採用したばかりの時点では、その労働者の能力や性格・健康状態など、わからない事が多いため解雇が多少認められやすくなっている部分もあります。
ですがもちろん無条件に解約をしても良いという訳ではなく、クビにするにはあくまで客観的・合理的な理由が必要です。
またコールセンターには有期雇用である派遣社員の方も多いですが、万一解雇があったとしても即日クビというのは納得がいかないという方も多いかと思います。
実際に研修中とは言え、不合理な理由でスタッフがクビにされてしまうケースも少なくありません。
そのためもしコールセンターで研修中にクビにされた場合にはまず雇用契約書等をきちんとチェックし、契約書の内容通りに遂行されているか・不当解雇の可能性がないか等を確認してみるようにしましょう。
コールセンターというのは大量に人を採用することがあります。
それは逆に言えば、研修中にクビになってしまうケースやコールセンターの離職率の高さをあらかじめ見越して多めに採用している場合もあります。
コールセンターで簡単にクビにならない為にも、業務に集中し勤務態度に気を付けながら、周囲との人間関係にも配慮して前向きに頑張っていきたいですね。
関連記事:コールセンターが病む18の理由。辞めたい現場の本音とは
コールセンターをバックレたらどうなる?
コールセンターをバックレ(無断欠勤)をしたらどうなるのでしょうか。
実際には、残念ながらコールセンターでは無断欠勤をしてしまう人は意外に多くいます。
理由としては上記でも触れたように、研修に付いていけなかったり仕事が合わない・人間関係が合わないなど様々です。
もしコールセンターをバックレると、派遣社員の場合にはまず派遣会社から連絡がいきます(アルバイトの場合には直接会社から連絡がいきます)。
無断欠勤をした人は連絡が付かなくなる人も多いので、何度も連絡がいくことになります。
また本人の連絡先で繋がらない場合には親などの緊急連絡先に電話をすることもありますし、一部の会社によっては自宅に直接行く場合もあります。
会社側としては事故の可能性なども懸念しますし、本人がどうしたいのか今後の意向も確認しなければなりません。
またもし退職をするようであれば退職の手続きも必要ですし、穴埋めとして引継ぎの人員の手配も必要となります。
特に派遣社員の場合には派遣会社の担当者が派遣先に状況説明をしなければなりませんので、コールセンターをバックレられてしまうと厄介な問題となります。
もし嫌なことがあったとしても無断欠勤などはせず、まずは会社や担当者に事情や心境を説明するようにしましょう。
急にバックレてしまうと会社や周囲にも迷惑がかかりますし、派遣の場合には次のお仕事を紹介してもらえなくなる可能性もあります。
コールセンターではバックレなどをしないように、普段から業務にしっかりと集中していきたいですね。
コールセンターでの研修中のクビまとめ
コールセンターで研修中にクビになってしまうケースについて幾つか挙げてみました。
コールセンターを始め、アルバイトや派遣の場合には途中でクビになってしまう事も少なくはありません。
法律上では確かに安易にクビが認められることはありませんが、現実としては通常では認められないような事情で解雇となるケースも存在します。
ですがコールセンターにおいてはクビになる事ばかりを恐れず、まずは目の前のお客様の問題を1つずつ解決していく事から取り組んでいきたいものです。
また、コールセンターで高収入を目指したい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
参考記事:時給2000円のコールセンターってどんな仕事?時給が高いのはなぜ?
今回はコールセンターで研修中にクビになる場合について挙げてみました。
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